日本オムニチャネル協会 セミナー情報・レポート

    2021.11.15

    DXの取り組みは“勝つまで諦めるな”、毎日の成長を感じられる楽しみこそDXの魅力/日本オムニチャネル協会 フェロー対談

    日本オムニチャネルとDXマガジンは2021年10月27日、共催特別セミナーを開催しました。第1回となる今回のテーマは「DXをすすめるための組織の動かし方」。日本オムニチャネル協会のフェロー2人をゲストに招き、日本オムニチャネル協会会長兼DXマガジン総編集長である鈴木康弘がモデレータとして、組織の現状について議論を交わしました。

     第1回目のゲストは、パルコ 執行役員 CRM推進部兼デジタル推進部担当の林直孝氏と、βace 取締役COO 中川政七商店 CTOの緒方恵氏。林氏は、国内に18店舗(2021年11月時点)を展開するパルコのCRM/デジタル推進担当役員。デジタルマーケティングやWEBコミュニケーションなどの部署を経て、現在はパルコのデジタル化をけん引しています。

     緒方氏は、東急ハンズのデジタル部門責任者を経て、中川政七商店の執行役員CDOとしてDXを推進。現在は取締役を退任し、“パートタイムオフィサー(PTO)”というユニークな肩書きでDXに携わる傍ら、チョコレート専門店を運営するβaceの取締役としてDX推進を主導しています。

     今回は日本オムニチャネル協会のフェローでもある2人に、「DXに取り組む企業の現状」「DXに対する社員意識の向上」「DXをすすめるための組織の動かし方」という3つのテーマについて聞きました。
    写真:パルコ 執行役員 CRM推進部兼デジタル推進部担...

    写真:パルコ 執行役員 CRM推進部兼デジタル推進部担当の林直孝氏(写真中央)、βace 取締役COO 中川政七商店 CTOの緒方恵氏(写真左)、日本オムニチャネル協会会長兼DXマガジン総編集長 鈴木康弘(写真右)

    DXに取り組む企業の現状

     林氏は企業の現状として、自社の取り組みを紹介。パルコが進めるDXを3つのステップに分け、順を追って説明しました。最初のステップは、デジタル専門部署を設立した2013年。当時の状況を林氏は、「スマートフォンの契約数が爆発的に増え、スマホユーザーと店舗が常につながる時代に入った。そこで当社は、スマートフォンを含めた顧客接点を増やす『テックタッチ』という施策を打ち出した。リアル店舗のファンをいかに増やすかに主眼を置いた取り組みに注力していた」と振り返ります。SNSやO2O(オンライン・ツー・オフライン)サービスなど、あらゆる顧客接点創出を模索したといいます。
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