新製品・サービス

    2021.07.09

    駅を「通過する」「集う」から「つながる」へ、JR東日本が新サービスのトライアル実施

    JR東日本は2021年7月6日、「Beyond Stations構想」の名称のもと、2つの新たなサービスを発表しました。その1つとして「JREパスポート」のトライアルを同日より開始しました。これは、通勤定期券を持つ利用客を対象に、サービスをサブスクリプション方式で提供するものです。コーヒーと駅そばは上野・秋葉原・八王子の3駅で、シェアオフィスはすべてのSTATION BOOTHで提供されます。もう1つのサービスは、上越新幹線と東北新幹線で昼過ぎに大宮駅に到着する、臨時輸送サービスのトライアル実施です。朝採れなどの新鮮な商品を、より多くのエリアにその日のうちに運べるようにします。

     JR東日本は今回「Beyond Stations構想」として、2つの新たなサービスのトライアルを発表しました。
    図1:「Beyond Stations構想」イメージ

    図1:「Beyond Stations構想」イメージ

    1.「JREパスポート」のトライアル実施
     今回、発表された「JREパスポート」は、通勤定期券を持つ利用客を対象に、各サービスをサブスクリプション方式(定額料金で一定期間の利用が可能)で提供するというものです。
     実施期間は、2021年7月6日~2021年9月30日(販売終了は8月31日を予定)、サービスは以下の3種類が提供されます。

    ・コーヒー
    ・駅そば
    ・シェアオフィス

     コーヒー・駅そばのサブスクリプションサービスは、上野・秋葉原・八王子の各店舗で、シェアオフィスはSTATION BOOTH全箇所で実施されます。シェアオフィスは最初の1カ月間が無料となります。
     JR東日本ではこれにより、通勤定期を持つ利用客の日常移動を豊かにするとともに、リモートワークの利便性を高め、新しい働き方を応援するとしています。
    図2:「JREパスポート」利用イメージ

    図2:「JREパスポート」利用イメージ

    図3:「JREパスポート」のある通勤移動のイメージ

    図3:「JREパスポート」のある通勤移動のイメージ

     なお、販売方法は、オンライン上でのクレジットカード決済となります。各サービスは、以下のような形で提供されます(プランの一部)。

    <コーヒー>(BECK'S COFEE SHOP)
    〇ベックスコーヒープラン:2,500円/月
     ・来店ごとにアイスコーヒーまたはブレンドコーヒー(Mサイズ・通常300円/杯)を無料で提供(1日3回まで)
    など

    <駅そば>(いろり庵きらく)
    ○きらくトッピングプラン:1,000円/月
     ・そば類の注文時にトッピング1品(5品から選択)を無料で提供(1日1回まで)

    <シェアオフィス>(STATION BOOTH)
    ○STATION BOOTH 15分プラン:1,500円/月
     ・15分利用できるチケットの10枚セット商品です。
    など

    ※価格はすべて税込み
    ※有効期間は購入日から1カ月間


     JR東日本は今後、トライアル結果を検証し、本格導入に向けた検討を進めるとともに、サービスのさらなる拡充を目指します。将来的には、以下のようなサービスを、利用客が自由に組み合わせて利用できるように検討しています。

    ・特急列車やグリーン車など輸送サービス
    ・シェアサイクルなどのモビリティサービス
    ・スポーツジム
    ・飲食サービス

     そして、シームレスなオンデマンドサービスのプラットフォームへと変革していくことを目指します。


    2.大宮駅までの臨時輸送トライアル実施
     大宮駅を終着とする旅客列車を、新たに臨時で設定した輸送トライアルを実施します。新鮮な商品を都心近郊の物流拠点エリアである大宮駅まで輸送してほしいとの要望に応えたものえです。トライアルでは、一部客室を利用し、1回あたり100箱程度の地域産品などを輸送することを想定しています。
    図4:「大宮駅までの臨時輸送トライアル」概要

    図4:「大宮駅までの臨時輸送トライアル」概要

    (※)当該新幹線をご利用されるお客さまは、荷物の積載車両(とき10号は10号車)にはご乗車できません。また指定券の発売などについては別途お知らせします。

     JR東日本は今回のトライアルの検証を通じて、新幹線の客室を活用した大宮駅までの荷物の輸送についての課題を整理し、今後の事業化を目指します。また、生鮮食品などの定期輸送化や輸送品目の拡大などを通じ、地域とモノをつなげることで、さらに多くの人々の豊かな暮らしづくりに貢献していきます。
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