実践者インタビュー

    2021.04.15

    効果的なマーケティング施策の立案を支援、ECと実店舗の変革促す会員分析ソリューション

    実店舗とECの融合が進む一方で、データ活用を進められずにいる企業は今なお多い。コロナ禍でも顧客のロイヤリティ向上やファン増加を目指すためには、ITを駆使してデータを分析し、緻密なマーケティング施策を打ち出すことが強く求められます。では、成功のポイントはどこにあるのか。注文や訪問などの会員の行動データ分析が可能な「Sechstant(ゼクスタント)」を提供する株式会社ecbeing デジタルマーケティング統括部 西﨑潤氏に聞きました。【PR】

    EC事業本格化見込むも肝心のデータ活用が進まず

     来店者数増加、客単価アップ、優良顧客の囲い込み……。店舗を運営する企業の多くが、売上向上のための施策を打ち出し、店舗の売上アップに努めています。そんな中、襲った新型コロナウイルス感染症。多くの実店舗が売上減少に直面し、売上の回復すら見込みにくい状況下にあります。そこで今、実店舗を構える多くの企業が、新たな収益源として本腰を入れ始めているのがEC事業です。

     とはいえ、実店舗とECサイトでは運営ノウハウが異なります。来店者数増加や客単価アップなどに向けた実店舗向けの施策が、ECサイトに当てはまるとも限りません。

     とりわけデータを効果的に活用できずにいる企業が少なくないようです。ECサイトの構築支援やECビジネスのコンサルティング事業などを展開する株式会社ecbeing デジタルマーケティング統括部 ECマーケティング&コンサルティング部 兼 ゼクスタント部 西﨑潤氏によると、「実店舗ではPOSデータや来店カウンターツールを使い、日々の売上や来店者数などを管理している。しかし、購入者の性別や年齢などの属性まで追い切れずにいるケースが大半である」と指摘。ECサイト事業者も「実店舗と比べてデータを取得しやすいにも関わらず、データを活用できずにいる企業は多い。『何が』『どれだけ』売れたのかを把握するものの、実店舗同様に購入者の性別や年齢まで追い切れていない。大事なのは『誰が』。購入者や会員の属性を細かく把握することが求められる」と強調します。
    株式会社ecbeing デジタルマーケティング統括部 ...

    株式会社ecbeing デジタルマーケティング統括部 ECマーケティング&コンサルティング部 兼 ゼクスタント部 西﨑潤氏

    使いやすさに主眼を置く分析ツール「Sechstant」

     そこで、購入者一人ひとりの属性をもとに利用状況を分析し、店舗やECサイトの緻密なマーケティング施策の立案を支援できるようにしたのが、「Sechstant(ゼクスタント)」です。

     Sechstantは、データを格納する「Google Cloud Storage」、データを統合・加工する「Google Big Query」、分析結果を可視化する「Tableau」で構成するデータ分析ソリューションです。店舗やECの会員情報や注文履歴、商品・在庫情報、クーポンやキャンペーンの実施情報、キャンセル・返品情報などのさまざまなデータを統合し収集、分析し、実店舗やECサイトの施策立案を支援します。

     20種類以上の分析テンプレートを標準装備し、面倒な設定なくすぐに使い始められるのが特長です。「データ分析に精通しない店舗やECサイト運営者でも簡単に使えるツールを目指す。データを収集・分析、可視化する場合、BIで何を見たいか、そのためにCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)にどのようなデータを連携するかを事前に設計するケースがほとんど。Sechstantはこうした事前設計なしに運用を開始できるのが強みだ」(西﨑氏)と言います。注文の明細分析はもとより、F2転換分析、併売分析、アクティブ会員分析、定期継続・解約分析などの用途別のテンプレートを自由に利用することが可能です。ほかにも、ページごとの閲覧後購入率の把握、新規購入者がよく見るページの把握、新規購入者の獲得につながりやすい流入経路の把握、新規購入者が購入する商品や、商品の想定ターゲットに購入されているかなどの把握に役立ちます。
    Sechstantの全会員セグメントダッシュボードの画面

    Sechstantの全会員セグメントダッシュボードの画面

    SechstantのF2転換分析ダッシュボードの画面

    SechstantのF2転換分析ダッシュボードの画面

     商品のリピート率を確認するテンプレートの場合、商品別の平均リピート回数、リピート率、リピート購入した会員数などを確認できます。さらに何回リピート購入したのか、性別や年代別のリピート割合なども可視化し、どの商品のプロモーションを展開すべきか、どの年代に対してキャンペーンを実施すべきかなどの施策立案を支援できるようにしています。
    Sechstantの注文分析 詳細用ダッシュボードの画面

    Sechstantの注文分析 詳細用ダッシュボードの画面

    Sechstantのアクティブ会員分析ダッシュボードの画面

    Sechstantのアクティブ会員分析ダッシュボードの画面

     カスタマイズすることで、テンプレートでは可視化できない分析結果も表示します。「導入企業の中には、店舗スタッフを評価する指標を可視化した例がある。具体的には、スタッフが用意したコンテンツを見た人が、ECや実店舗で商品を購入したかどうかを分析結果として可視化した。自社固有の課題がある企業ほど、独自の視点でデータ分析に取り組む」(同氏)と言います。
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