市場動向

    2021.09.28

    日本旅行、「オンライン旅行相談」を開設して新たな顧客体験創出を目指す

    日本旅行は2021年9月27日、「オンライン旅行相談」の専用窓口を同日10時より開設したと発表しました。コンテンツ配信プラットフォーム事業などを展開するフェイスと業務提携し、フェイスが提供するオンライン店舗ツール「Thumva BIZ」(サムバビズ)の活用に乗り出します。顧客がいつでもどこからでもオンライン経由で、旅行会社店舗に旅行相談ができることを目指します。コロナ禍において旅行会社の店舗運営の在り方が変化していく中、旅行会社として培ってきたホスピタリティを発揮し、時間的・空間的な制約を超えた、新しい店舗の形や接客体験を提供します。

     今回、日本旅行が提供開始する「オンライン旅行相談」の特徴として、以下が挙げられています。

    1. 「オンライン会議システム」と異なり事前手続き不要な「オンライン接客システム」
     従来の会議システムにあるような、専用アプリのダウンロード、会議コードの発行や通知、パスワードの入力といったステップはありません。顧客側の負担なしに、スマートフォンやタブレット、PCブラウザからそのままアクセスが可能です。ビデオ通話中の画面共有や、チャット(対話)機能も利用できます。

    2. 「いつでも」「どこからでも」相談が可能
     「オンライン旅行相談」では、顧客は希望の日時を選択して予約します。そこで事前に旅行内容が分かります。店舗側は、必要資料をあらかじめ用意しておくことで、スムーズな対応が可能です。来店が不要なため、顧客は自宅でも外出先でも、好きな場所から相談できます。

    3. 最大15回線まで同時接続可能
     ツアー旅行などの参加者たちが、オンライン上で一堂に会し相談できます。時間と場所を合わせて集まる必要はありません。例えば、リゾートウェディングを計画する際でも、新郎新婦、離れて暮らすご両親、ウェディングプランナーを同時につなぐことができます。時間空間的に効率良く、内容的に質の高い打ち合わせ機会を提供することが可能です。

    4. 専門資格を持つエキスパートスタッフが対応
     当初は、相談カテゴリーを以下の4種類に限定します。

    ・ご家族のお誕生日や賀寿のお祝いなどの「記念日旅行」
    ・非日常の旅を楽しむ「クルーズ旅行」
    ・一生に一度の想い出「ハネムーン」や「リゾートウェディング」

     そして、各分野の専門資格を持つエキスパートスタッフが相談に応じます。カテゴリーは今後、追加される予定です。

     「オンライン旅行相談」の開設に際し、同社は、フェイスとの業務提携に合意しました。フェイスが提供するオンライン店舗ツール「Thumva BIZ」は、対面接客業種に特化した、「オンライン接客システム」です。オンライン上でリアルな対面接客を希望する顧客に対し、ワンクリックでの商談開始を可能にします。

     今回の業務提携で、日本旅行は、全国規模の営業ネットワーク・顧客資産、イベント運営に関するコーディネートノウハウを提供します。またフェイスは、配信プラットフォーム開発・運営ノウハウを提供します。両社は、「リアル」と「オンライン」を融合したコンテンツの共創を目指し、産官学におけるDXを推進していきます。
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