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クレディセゾンがDX戦略策定、ゼロからプログラムスキルを習得する制度や内製化を推進

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クレディセゾンは2021年9月7日、DX戦略「CSDX戦略」を策定したことを発表しました。全社横断型のDX推進体制を構築し、デジタル人材の育成、および内製化の推進などに取り組みます。ビジネス変革・転換を進め、サービスを通した新たな顧客体験の提供を図ります。

 同社が策定したDX戦略「CSDX戦略」で掲げる内容は次の通りです。  デジタル技術を活用することで、クレディセゾンのビジネスを変革・転換し、期待を超える感動体験(「お客様の感動体験を創出」「社員の体験を転換」)を提供することで、デジタル時代を先導する企業を目指します。
図1:クレディセゾンのDX戦略の概要

図1:クレディセゾンのDX戦略の概要

 同社は2019年、CTOを責任者とするデジタル専門組織「テクノロジーセンター」を設立。エンジニア、データサイエンティストなどのデジタル人材を積極的に採用してきました。今回、DX戦略を実現するため、IT部門とデジタル部門の融合、ビジネス部門とIT・デジタル部門の連携を強化します。全社横断でCSDXを推進する体制の構築に取り組みます。  具体的には次の4つに取り組みます。
・デジタル人材の育成
 デジタル組織への変革を加速させるため、研修制度や組織体制を変革します。各事業を推進するビジネス部門から、本人希望に応じて、ソフトウエア開発を担当するデジタル部門に配属し、ゼロからプログラミングのスキルを習得する制度を開始します。これにより、ビジネス知識とデジタル知識・スキルを保有するビジネスデジタル人材を育成します。知識やスキルに応じてデジタル人材を3階層に定義し、階層に応じた研修・育成プログラムを実施します。 ・内製化推進
 デジタル部門とビジネス部門が一体となり、課題解決につながるシステムを開発する推進体制(伴走型内製開発)を構築します。スピーディかつ柔軟なサービス開発と知見の蓄積、コスト削減を実現します。 失敗が許されない領域に適した安定性を重視する開発と、スピードを重視し、時代の変化に素早く対応する開発の双方を協調するバイモーダル戦略を推進します。 ・デジタル基盤強化
 積極的なクラウドファーストでの開発や既存システムのクラウド移行を推進します。コミュニケーション・データ利活用を目的に外部システムを活用することで、業務効率化やサービスの精度向上を進めます。 ・アジャイル開発体制の構築
 素早く改善することで顧客体験向上につながるサービスやプロダクトは、ビジネス部門とテクノロジーセンターで組成したチームによるアジャイル開発を推進します。
図2:具体的な取り組み内容と狙い

図2:具体的な取り組み内容と狙い

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