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    2021.10.01

    日本テラデータ、マスターデータを統合管理するソリューションを提供開始

    日本テラデータは2021年9月29日 、マスターデータ管理ソリューション「Teradara Master Data Management(MDM)」の日本での提供開始を発表しました。企業内に散在するデータを統合管理して、信頼できる唯一のデータ(Single Source of Truth)を管理するためのものです。日本テラデータは、複数のクラウド環境を組み合わせて活用する「マルチクラウド」データプラットフォームを提供するテラデータの日本法人です。「Teradata MDM」は、テラデータの主力製品である「Teradata Vantage」上のアプリケーションとして構築します。

     企業のDX化が加速する中、企業が持つすべてのデータを用いた、より精度の高いデータ活用、より高度なデータ分析の重要性は高まるばかりです。これを推進するためには、信頼できる唯一のデータ(Single Source of Truth)を管理する、マスターデータ管理を行うことが非常に有用です。

     テラデータは、マルチクラウド・データウェアハウス事業を世界で展開しています。主力製品であるマルチクラウド・データプラットフォームの「Teradata Vantage」は、すべてのデータに透過的にアクセスし分析できる、「クラウドデータ分析プラットフォーム」でもあります。

     今回、日本テラデータが提供するマスターデータ管理ソリューションの「Teradara MDM」は、Teradata Vantage上に構築するアプリケーションです。

     通常のマスターデータ管理ソリューションでは、マスターデータ用のデータベースを構築する必要があります。企業内に散在するデータのマスターとなるデータについて、ドメイン情報やマスター項目の内容を示すリファレンスデータが含まれるものです。

     しかしTeradata MDMでは、クラウドやオンプレミス(自社内)を含む社内のデータを、論理的に統合します。透過的にすべてのデータにアクセス可能なTeradata Vantage上でマスターデータ管理を行うことができます。そのため、新たにマスターデータ管理用のデータベースを導入する必要がなくなります。

     さらに、Teradata Vantageが提供する並列処理技術と拡張性により、効率的で網羅性の高い一元化されたマスターデータ管理が可能になります。

     また、マスターデータ管理に関しては、データベースやデータレイクの乱立によるデータのサイロ化(滞留化)が、高い障害となっているといいます。

     例えば目的別に設計された各システムは、マスターデータも個別の設計がされます。特に、パッケージソフトウェアを利用して構築されたシステムでは、それが顕著です。本来1つであるはずの顧客情報や、製品情報などのマスターデータが複数のシステムに存在することになります。同一データであるにもかかわらず、参照するシステムごとに内容が異なることで、分析結果の精度や信頼性の低下を招きます。

     この課題についてTeradata MDMは、以下の機能を提供することで解決を目指します。

    ・社内に散在する複数のシステムを横断したマスターデータ管理
    ・データの取得、クレンジング、標準化によるマスターデータの整備
    ・直感的に操作可能な、Web仕様でのUIによる管理(データの入力やアップロードによるマスター登録、承認を行うワークフロ―の実行、メールでのアラート通知など)
    ・SOA(サービス指向アーキテクチャ)フレームワークに基づいたワークフローの定義、実行
    ・業務などで日々刻刻と発生するトランザクションデータを管理し、マスターが持つコードセット(リファレンスデータ)やマスターの階層構造を容易に検証可能
    ・単一ドメインのマスター管理から開始して、マルチドメインのマスターデータ管理まで1つのリポジトリで管理

     Teradata MDMはこれまで英語版で提供し、海外で多くの実績があります。今回、UIをはじめとする主要コンポーネントを日本語化することで、企業のデータ活用をより強力にサポートしていきます。

     なお、Teradata Master Data Management(日本語版)は、発表時点で日本国内で販売を開始しています。
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