人事部門は、従業員満足度を向上させ、DXを推進させていくことが求められます。ところが、DXの変革の中、従業員満足どころか多数の摩擦が発生し社内が混乱状態になることがよくあります。
店舗の部門からするとEC部門がのびても店舗の顧客が推移しての結果で店舗の売り上げではないかというのと、デジタル化を推進し会社を変革しようとするEC・デジタル部門の間は、多くの企業では摩擦が生じます。
上記については、変革期に必然的な課題であり、摩擦はうまく活用すれば、組織を成長させる成長痛となり、ネガティブに作用すれば、負のスパイラルにおちいり、変革から混迷へと企業は突入します。
クレイトン・クリステンセンは、イノベーションのジレンマを提唱しています。Wikipediaより引用すれば、
「大企業にとって、新興の事業や技術は、小さく魅力なく映るだけでなく、カニバリズムによって既存の事業を破壊する可能性がある。」
とのことであります。安定・成長した企業は、現在の目的のために使うかぎり完璧に機能する既存のプロセスを、捨てることを躊躇し、能力の高い人材を既存のプロセスや価値基準のなかで働かす傾向があり、新しい事業への投入は遅れがちとなるとのことです。
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