
ニュース
2022.11.08
指示以外のことも自律的に行動できる人材を望む企業は約6割/タナベコンサルティング調べ
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2022.04.26
パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は2022年4月19日、グループ内へのRPA導入プロジェクトによって業務を自動化した2年間の成果を発表しました。グループ内の生産性向上・デジタル化推進を目指す「PERSOL Automation PJT(パーソルオートメ―ションプロジェクト)」は、2020年4月に立ち上げられました。同プロジェクトにより、発表時点までの2年間で20万時間を超える業務を自動化したとのことです。また、同プロジェクトで育成したRPAエンジニアによる新規事業の立ち上げにも成功しました。同社は2023年3月末までの3カ年計画で、同プロジェクトをさらに推進していきます。
1)新規事業の事例 | |
~トレーニングを受けた社員による保守代行サービスを立ち上げ~
パーソルP&Tのコンタクトセンターでは多くの企業で抱えるRPAの保守体制構築等の課題(工数を他の業務や開発に回したい・ノウハウがない・RPA規模拡大のため採用・育成など組織を作ることが困難など)を解決すべく、RPAのトレーニングを受けた社員による「インテリジェントオートメーションセンター(以下、IAC)」を立ちあげました。具体的にはRPAの稼働状況の監視と障害対応、ロボットのエラー分析と改修、問い合わせ対応等、グループ内外のお客様へ幅広く提供しています。IACが保守や改修をお客様に代わり対応することで、RPA開発規模の拡大に寄与しています。
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2)キャリアアップした社員の事例 | |
~業務を行う側からRPAサービスを提供する側へ~
●概要
コンタクトセンターで業務プロセスの変革やRPAなどのツールを活用した業務の自動化など、センター全体の業務効率化を担当していました。センターでは多くの単純作業があり、それらを自動化させたいという思いはあったものの、打破できる有効的な手段を見つけられずにいました。「PERSOL Automation PJT」では、約1カ月間の研修期間の中でRPAの開発を学び、半年間サポートを受け、ロボットを作成。センター全体の業務の自動化を支援後、IACに参画し、自組織だけでなくお客様にRPAを提供し生産性向上につなげています。
●成果
トレーニング後、自組織の業務の効率化としてロボットを3体作成し、メールの作成や配信、電話をかけるためのリスト作成、外部ツールからのデータダウンロード、日報へのデータ反映などを自動化させ、月間55時間分の業務の削減を実現しました。IACに異動後はお客様の業務を約1152時間/年の削減を支援しました。「PERSOL Automation PJT」によってこれまでは業務を行う側だった自分が、ロボットをつくり業務をコントロールする、さらにそれをお客様に提供していくというステップを踏み、RPAエンジニアとして確実に自分の自信とキャリアアップにつながっていると感じています。RPAを導入している企業は多いものの、まだまだ保守・管理に課題を感じている人は多い状況です。そんなお客様の支援はもちろん、さらにお客様の業務効率化を後押しできるようRPAを活用した新たな挑戦を通じて生産性向上に寄与していきます。
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