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米SAS、AI/データ分析のプラットフォーム2つのデータ管理ソリューションを追加

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データを探索・分析・視覚化するアナリティクス製品とソリューションを手掛ける米国SASは2021年5月3日、同社のAIプラットフォーム、SAS Viyaの基盤を強化するために、新しいデータ管理ソリューションを含めることを発表しました。ソリューションの導入例として、米国地方自治体では医療情報を統合管理し、健康・福祉の質向上に役立てています。

 同社によれば、ほとんどのアナリティクス専門家は、データの準備に極めて多くの時間を費やします。新しいSAS Viyaソリューションは、クラウドとオンプレミス全体で、資産をカタログ化し、効率的にデータを準備できるよう支援します。今回、新しいデータ管理ソリューションとして、以下の2つが発表されました。 【SAS Studio Analyst】
 データ品質/データ準備ステップを、フローの一部として視覚的に表示、再構築、カスタム化します。再利用や管理も可能で、必要なデータを効率的に調整できます。データサイエンティストやデータアナリストは、信頼できるデータを自身で速やかにアナリティクスに適用できるようになります。また組織は適切な場所で、適切なタイミングで、適切な状態のデータを分析し、活用できます。 【SAS Information Governance】
 直感的なデータ・カタログ/メタデータ検索機能を提供します。アナリストやユーザーはデータを制御および保護しつつ、データ・リソースを取得、検出、管理できます。それにより、データの検索や体系化に要する時間を減らし、データサイエンティストやデータアナリストが実際の分析に投じる時間を増やせます。  米国南カリフォルニアのリバーサイド郡では、データ準備、高度なアナリティクス、データ可視化機能を備えたSAS Viyaソリューションによって医療システムを構築し、250万を超える住民の健康と福祉向上に役立てています。公立病院や郡刑務所をはじめとする各所の医療データと非医療データを統合しました。そして、大規模な医療センター、精神科の入院施設、複数の医療クリニックを含む郡の医療システムを通じて、数多くの多様な住民のニーズに、効果的に対応できるようになっています。  今回、SAS Viyaの最新リリースに、SAS Studio AnalystとSAS Information Governanceが組み込まれたことで、継続的なデリバリと更新に対応する設計になりました。このクラウドソリューションの導入により、組織全体にわたってデータを効率的に活用し、負荷をシームレスに管理して、効果的な意思決定に向けてさまざまな運用アプリケーションにアナリティクスを組み込めます。それにより、アナリティクスを成功に導くことが期待できます。

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