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2021.06.15

作業員の安全装備の未装着や危険な行動をカメラで自動検知

日立ソリューションズは2021年6月14日、「作業員安全確保支援ソリューション」を発表しました。AIを活用し、作業員の安全装備の装着の有無や特定の危険な行動をカメラの映像から自動検知します。同年6月15日から販売を開始します。

 「作業員安全確保支援ソリューション」は、AIが事前に学習した不安全行動をタイムリーに自動検知し、管理者に通知するソリューション。ヘルメットやマスク、ハーネスなどの安全装備の未装着、歩きスマホやポケットに手を入れたまま歩く動作などを検知します。

 安全装備品として、ヘルメットやマスク、ハーネス、手袋、ゴーグル、危険な行動として、ポケットに手を入れて歩くことや歩きながら携帯電話やスマートフォンを使用する、という行動をAIが事前に学習済です。学習済みのAIを活用することで、準備期間を短縮し、スムーズに導入できます。

 ソリューションの導入により、管理者は人手をかけずに作業員の安全管理を遠隔から行えるようになります。
図1:「作業員安全確保支援ソリューション」の利用イメージ

図1:「作業員安全確保支援ソリューション」の利用イメージ

 なお、特定の装備品や不安全行動を追加学習させることも可能で、企業固有のルールに合わせた安全管理を推進できます。また、一定時間、危険な状況が続いた場合にメールやパトランプで通知することも可能です。

 工場や建設現場などで行った実証実験の正答率は93%以上。600件の画像をAIに学習させ、安全装備や不安全行動を検知することを確認しました。

 料金は、クラウド版の場合は月額3万8500円から(カメラ1台あたり)。オンプレミス版の場合は月額19万2500円(カメラ5台)。検証サービスや導入支援、個別カスタマイズは個別見積もりです。

 同社は本ソリューションを「労働安全衛生トータルソリューション」のラインアップに追加し、企業の安全管理を支援することで、安全に働ける職場環境づくりに貢献する考えです。
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