KENスクール、「DX人材のためのITリテラシーコース」などDX関連5コースを新設

　「DX」や「デジタルシフト」というキーワードが浸透してきました。今後は、あらゆる産業分野でITスキルが必須となってくるでしょう。レガシー業務を分解し、デジタライゼーションを推進するためには、自社の業務を深く理解し、ITスキルにも明るい人材が求められます。

　KENスクールでは今回、DXに関連する5つのカリキュラムを開発しました。以下のような目的が挙げられています。

・先端技術
・思考
・資格
・既存IT人材のスキルアップ/キャリアアップ
・非IT人材のエンジニア化育成

　同カリキュラムでは、業務分解から、デジタライゼーションの過程を経験することができます。DXに不可欠な、先端技術、課題解決力および部署を横断したチーム力を育成することが可能です。

　今回開講されるDXコースの概要は、以下の通りです。

●DX人材のためのITリテラシーコース
　DX人材に必要なITの基礎知識を学習します。コンピュータ、ネットワーク、Web基礎知識およびMicrosoft Officeの基本操作について学習します。AI基礎では、データ解析をするための知識、IoT基礎ではインターネットを利用して大量のデータ（ビッグデータ）を収集する知識を学びます。また、AI、IoT、5Gおよびクラウドを活用したDXについて、概要から社会やビジネスに与える影響、なぜ必要なのかまでを学習します。

●IoTエンジニア育成コース
　IoT開発に必要となる知識と技術の習得を目指します。Python言語、Raspberry Piを使用し、Webアプリケーションを開発して、カメラなどのセンサーから自動的にデータの収集を行う技術の習得を目指します。また、データを収集するクラウドサービスの構築方法まで学習します。
※「DX人材のためのITリテラシーコース」の修了者、または同等のスキルや知識を持つ対象者が受講できます。

●クラウドエンジニアコース
　クラウドサービス上にシステムを構築する技術を学びます。まず、基本知識としてネットワークとLinuxの基礎スキルを学習し、次にLinuxサーバー構築技術を学んだあとにクラウドサービスを利用したシステムを構築します。
※「DX人材のためのITリテラシーコース」の修了者、または同等のスキルや知識を持つ対象者が受講できます。

●RPAコース
　UiPathを利用し、ノーコード・ローコードで業務システムを構築する技術の習得を目指します。また、顧客課題を解決するための業務分析手法や、顧客へのヒアリングのポイントなど、要求分析について学び、実践力を身につけます。
※「DX人材のためのITリテラシーコース」の修了者、または同等のスキルや知識を持つ対象者が受講できます。

●AIエンジニア育成コース
　AIエンジニアに必要な知識と技術の習得を目指します。Pythonを用いて、機械学習や深層学習によるAIの開発方法や、さまざまなデータの分析・解析方法を学習します。
※「DX人材のためのITリテラシーコース」の修了者、または同等のスキルや知識を持つ対象者が受講できます。