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2021.11.08

フリーランス活用企業の6割は「満足」、一方で9割が課題を抱える/Lbose調べ

新規事業立ち上げ支援などを行うLbose(エルボーズ)は2021年11月4日、「企業のフリーランス活用実態調査」の実施結果を発表しました。調査は、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)の、フリーランス活用経験のある企業担当者を対象に行われました。その結果、6割を超える担当者が、フリーランスの仕事に満足していると回答しました。その一方で、9割がフリーランス活用時に何らかの課題を感じていることが明らかになりました。また、フリーランス活用の目的についてなど、採用・マネジメントの観点からの回答も得られました。

 「企業のフリーランス活用実態調査」は、インターネットリサーチで2021年10月8日~10月9日に行われました。一都三県在住の、フリーランス活用経験のある企業担当者を対象に行われ、回答数400を得ました。

 調査サマリーとして、「満足度・課題感の観点」からは、以下のような調査結果が報告されています。

・64%がフリーランスの仕事に満足と回答。
・78%が今後もフリーランス活用をしたいと回答。
・一方で、92%がフリーランス活用時に何らかの課題を感じていると回答。

 また、「採用・マネジメントの観点」からは、以下のような調査結果が報告されています。

・フリーランス活用の目的は「短期的な人手不足の解消」「専門的なノウハウ不足の解消」が最も多い。
・フリーランス採用時に見るポイントとしては、「価格」ではなく、「スキルとコミュニケーションの能力の高さ」が最も多い。
・フリーランス活用時の課題では、「社内での手続き・契約周りが煩雑」、次いで「現場で依頼するフリーランスの決定・決済ができない」など、企業側の体制によるものが多い。
・70%の企業が、フリーランス活用時のワークスタイルとして「完全リモートワーク」「基本はリモートワークでたまに出社」を採用。
・今後義務化が検討されているフリーランス活用時の契約書締結について、75%が「企業側がフリーランス活用に億劫になると思う」と回答。

 以降は個々の調査項目について、結果を細かく見ていきます。

 フリーランスに業務を依頼しようと思った「理由」について聞いたところ、「短期的な人手不足」(35.5%)「外部の専門性を取り入れるため」(34.0%)が上位に挙げられました(図1)。
図1:「フリーランスに業務を依頼しようと思った大きな理由」

図1:「フリーランスに業務を依頼しようと思った大きな理由」

 フリーランスを選ぶ際に「重視するポイント」としては、「スキルのマッチ度」「スキル・専門性の高さ」「コミュニケーション能力の高さ」が上位に挙げられました(図2)。
図2:「フリーランスを選ぶ際に重視するポイント」

図2:「フリーランスを選ぶ際に重視するポイント」

 業務を依頼してみて、フリーランスの仕事に満足しているか、満足度についても調査しました。その結果、「とても満足している」(20.3%)「満足している」(43.5%)を合わせて約6割(63.8%)が、満足していると回答しました(図3)。
図3:「フリーランスの仕事に満足していますか?」

図3:「フリーランスの仕事に満足していますか?」

 また、「これからもフリーランスに仕事を依頼したいか」との質問には、75%以上が「依頼したい」と答えています(図4)。
図4:「これからもフリーランスに仕事を依頼したいと思い...

図4:「これからもフリーランスに仕事を依頼したいと思いますか。」

 フリーランスの仕事に「満足している理由」として、以下のような回答が挙げられています。

<満足の理由>
・専門性も高く、期待以上の仕事をしてくれた。
・自社でまかなえないスキルの持ち主を、必要な時だけ確保できた。
・生え抜きの人材では専門的なノウハウを身につけるまで時間とお金がかかるが、フリーランスはかからない。
・チラシの作成をお願いしたが、印刷所やカメラマンの手配などもしてくれて、こちらの負担が大幅に減少した。
・第一線で培われた高度なスキルを持ち込んでくれるため、業務が進化・活性化している。当社のような零細企業では得づらい最新のノウハウも手に入り、とても満足している。

 一方、フリーランスの仕事に「満足していない理由」としては、以下のような回答が挙げられています。

<不満足の理由>
・(複数のフリーランスを活用する際は)人材のスキルにかなりバラツキがある。
・(活用終了後の)引き継ぎが困難。
・弊社のことを理解してくれるまでに時間がかかった。
・スケジュール通りの納期だが、依頼側の意図まで汲み取ってもらうことが難しかった。
・フリーランスが自社以外でどんな仕事をしているのか、周りの仕事の状況が分からなく(やりづらかった)。
・クライアントの言いなり(になってばかりだった)。
・フリーランスのこだわりが強く譲らない。

 フリーランスに仕事を依頼する上での「課題」としては、「社内での手続きや契約が煩雑」(25.5%)「現場にフリーランスの決定決裁権限がない」(23.8%)「優秀なフリーランス探し」(22.8%)などが上位に挙げられました(図5)。

 また、課題を「特に感じていない」との回答は8.3%で、その結果、9割以上の担当者が何らかの課題を感じていることが明らかになりました。
図5:「どのような課題があると感じましたか?」

図5:「どのような課題があると感じましたか?」

 現在の法律では、資本金1000万円以下の事業者は、フリーランスへの発注時に契約書が不要です。しかし今後は、事業者の資本金額に関係なく、契約書の作成が必須化される予定(関連法案が次期通常国会に提出される予定)になっています。

 それに関して、企業の担当者の意見を調査しました。契約書の必須化について、「企業側がフリーランス活用に億劫になると思うか」と聞いたところ、約75%が「そう思う」と回答しました(図6)。
図6:契約書の必須化で「企業側がフリーランスを活用する...

図6:契約書の必須化で「企業側がフリーランスを活用することに対して億劫になると思いますか?」

 最後に、「これまでフリーランスに依頼したことのある業務」についての調査結果を示します(図7)。
図7:「これまでフリーランスに依頼したことのある業務は...

図7:「これまでフリーランスに依頼したことのある業務は何ですか?」

 本調査は、熊本県に本社があり、企業のデジタルプロダクト開発支援などを行っているLboseが実施しました。今回は主に、リモートワークが可能な職種のフリーランス活用実態について調査が行われました。
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