「参加したくない」が45.6%でもっとも多く、「あまり参加したくない」(35.4%)を合わせると、参加したくない割合は81.0%を占めます。おおくの人が職場・仕事関係の忘年会参加に消極的であることが分かります。
「参加したくない」「あまり参加したくない」と答えた人に、参加したくない理由を聞いた結果が図2です。
「気を遣いたくないから」が317件でもっとも多く、「自分の時間を大事にしたいから」(276件)、「勤務時間外で職場の人と関わりたくないから」(250件)が続きます。
忘年会が開催されるかを聞いた結果が図3です。
結果は「いいえ」が70.5%でもっとも多くなりました。「はい(対面開催)」は26.5%で、「はい(オンライン開催)」(3.0%)を合わせても開催する企業は約3割にとどまります。
対面・オンラインで忘年会を開催すると答えた人に、実際に参加するかどうかを聞いた結果が図4です。
「ぜひ参加したいので、参加する」がもっとも多く、38.0%を占めます。「参加したくないが、参加する」が34.1%、「参加しない」が27.8%でした。開催することが決まっていても参加しない人が約3割いることが分かります。
「参加したくないが、参加する」と回答した人の主な理由は次の通りです。
・参加しない理由を尋ねられるのが面倒なので。
・断りにくいからです。
・職場内の雰囲気を悪くしたくないから。
・職場が少人数なので断る理由がはっきりしていないと難しい。
・参加しないことには理由が必要で、職場での人間関係にも影響してしまいそうだから。
・上辺だけの社交付き合いが苦手で苦痛なため参加したくないが、ほぼ強制のため断れない。
なお調査を実施したデジタルレシピは、AIを使ったライティングアシストツールを提供しています。同社は今回、調査結果とともにAIを使って忘年会への参加を断る文章も提案しています。
「会社の忘年会にお誘いいただきありがとうございます。お酒が飲めない私としては、ちょっと気が引けるので、残念ながら欠席させていただきます。また、同僚は皆、忘年会を楽しみにしていると思いますので、その雰囲気を壊したくないという気持ちもあります。
その埋め合わせとして、勤務時間中に一人一人の社員と一緒に過ごす時間を増やしたいと思っています。皆さんと楽しい時間を過ごせることを祈っています。」