今回の取り組みは、日本教育財団とオンワードホールディングスとの産学連携による共同プロジェクト。「ONWARDみらい人財プロジェクト」という名称で、デジタル社会に対応するプロ人材の育成を目指す取り組みです。
プロジェクトは、「オンワードベンチャーアワード」「オンワードビジネスインターンシップ」で構成します。
「オンワードベンチャーアワード」は、2021年4月~7月までの4カ月間の前期。オンワードデジタルラボが実際に抱える課題に対し、学生がチームとなって企画などを提案する課題解決型の授業です。
1チーム6~7名の編成でフィードバックを受けながら企画・立案を進めます。優秀チームとして表彰された企画案は、オンワードグループで実際に新規事業として継続できる新しいプロジェクトとなります。約120名の学生が受講予定です。
「オンワードビジネスインターンシップ」は、2021年10月~2022年1月でまでの4カ月間の後期課程。学生は、オンワードグループの「デジタルマーケティング」「ECブランド開発・コミュニケーション開発」「D2Cカスタマイズビジネス」の各部門に配属され、実際に社会経験を積める授業です。従来の企業主導ではなく、大学側主導で学生向けのプログラムを作成するのが特徴です。授業終了後、学生は所定の単位を取得できます。約10名の学生が参加する予定です。
同プロジェクトは、先端技術へ対応し、DXを進める人材の育成が急務であることから開始されます。授業は国際ファッション専門職大学で実施します。