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2021.07.20

BEX BURGER、ハンバーガーショップ専用の調理ロボットをコネクテッドロボと共同開発

「BEX BURGER(ベックスバーガー)」を運営するsubLimeは2021年7月19日、「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」に関わる共同開発の契約を、コネクテッドロボティクスと2021年6月30日に締結したと発表しました。BEX BURGERは、テイクアウト専門のハンバーガーショップです。「食に関わるサービス」事業を展開するGYRO(ジャイロ) HOLDINGSグループのsubLimeが提供しています。また、コネクテッドロボティクスは「調理ロボットサービス」開発を手掛けています。同契約では、BEX BURGERのFC展開における広がりをサポートし、人手不足の改善など「飲食業の直面している課題解決」に向け、開発を進めていきます。

 subLimeは、テイクアウト専門のハンバーガーショップ「BEX BURGER」の1号店を2021年5月、吉祥寺にオープンしました。「ファーストフードだけどグルメバーガー」がBEX BURGERのコンセプトです。

 BEX BURGERでは、フランチャイズ(FC)加盟店の募集をオープン直後より開始しています。FC展開に伴って、常に課題となるのが、以下のような点です。

・商品クオリティの担保
・スタッフ不足による店舗オーナーの厳しい労働環境

 同社では、これらの課題をロボットシステムで補うことで、飲食業の課題を解決できると期待しました。そしてFC展開の広がりはもちろん、より多くの利用客に、高品質で美味しいハンバーガーを届けられると考えました。その流れで「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」の開発を進めることになりました。

 開発については、コネクテッドロボティクス(コネクテッドロボ)と共同で進めます。コネクテッドロボは、飲食業向けロボットサービスの研究開発と販売を手掛ける企業です。「食洗機ロボット」「たこ焼きロボット」など、すでに複数の製品の実用化と、店舗導入実績を持ちます。

 前述したような課題については、両社同様の認識を持っています。実際、コネクテッドロボのロボットサービス を導入した店舗では、スタッフによる調理作業の軽減化が実現しているといいます。

 今回、共同で開発を進める「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」では、以下のような一連の作業をロボットが行います。

・フライドポテトを自動で作る
・パテを自動で焼き上げる
・具材をバンズに乗せる

 それにより、「生産性の向上」や「商品の均一化」が可能になります。
図1:「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」を共同開発

図1:「ハンバーガーショップ専用の調理ロボット」を共同開発

 同社が目指すのは、スタッフの労働環境も改善され、低価格でいつでもどこでも手軽に美味しいバーガーを食べられるショップを展開することです。同社では今後も飲食業のDXを推進し、進化するロボット技術と共にサービス開発を進めていきます。
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