GMOインターネットグループは2022年8月29日、GMOメディアが実施した「社会人のスクール選び」に関する調査の結果を発表しました。調査は、GMOメディアが運営するプログラミング教育サイト「コエテコbyGMO」の調査機関「コエテコ総研byGMO」が行ったものです。各スクール通学経験のある社会人2,359人を対象に実施されました。
GMOメディアが運営する「コエテコbyGMO」は、「プログラミング教育がわかる、プログラミング・ロボット教室がみつかる」をコンセプトにしたプログラミング教育ポータルサイトです。2017年11月に開設され、発表によれば2022年6月時点で、掲載された教室数は12,000を超えているとのことです。
今回、同サイトの調査機関「コエテコ総研byGMO」は、「社会人のスクール選び」に関する調査を実施しました。対象は、スキルアップや転職などを目指し、以下のそれぞれに通学経験のある社会人です。
・PCスキル・プログラミング系スクール
・ビジネススキル系スクール(ビジネススキル・経営・経済・マーケティング・会計系スクール)
・資格取得系スクール
・語学系スクール 対象者が通学経験のあるスクール(複数回答可)に対して、それぞれ調査を行っています。調査の概要は、以下の通りです。 ・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2022年6月13日(月)~6月14日(火)
・調査対象:学習に関するスクールへの通学経験のある社会人
・調査人数:2,359人 調査結果のサマリーとして、以下のような項目が挙げられています。 ●スクールを知ったきっかけは「検索エンジン」や「友人知人のクチコミ」など
●スクールを検討する際に参考にしたものは「公式サイト」が最多
●入会の決め手は「カリキュラム」が最多だが、ビジネススキル系スクールにおいては「価格」の割合が低い結果に
●ビジネススキル系スクールのオンライン受講の割合は約3割 以下に、それぞれの調査結果を説明します。 ●スクールを知ったきっかけは「検索エンジン」や「友人知人のクチコミ」が多い。「会社」や「ハローワーク」などからの紹介も
調査ではまず、「スクールを知ったきっかけ」について聞きました。10%以上の回答があったのは、以下の項目です。 ・「友人・知人に聞いた」
・「検索エンジン」 特に、次のスクールに関しては、それぞれ他のスクールよりも割合が高くなりました。 ・「友人・知人に聞いた」:語学系スクール(15.8%)
・「検索エンジン」:資格取得系スクール(21.1%)
・ビジネススキル系スクール(ビジネススキル・経営・経済・マーケティング・会計系スクール)
・資格取得系スクール
・語学系スクール 対象者が通学経験のあるスクール(複数回答可)に対して、それぞれ調査を行っています。調査の概要は、以下の通りです。 ・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2022年6月13日(月)~6月14日(火)
・調査対象:学習に関するスクールへの通学経験のある社会人
・調査人数:2,359人 調査結果のサマリーとして、以下のような項目が挙げられています。 ●スクールを知ったきっかけは「検索エンジン」や「友人知人のクチコミ」など
●スクールを検討する際に参考にしたものは「公式サイト」が最多
●入会の決め手は「カリキュラム」が最多だが、ビジネススキル系スクールにおいては「価格」の割合が低い結果に
●ビジネススキル系スクールのオンライン受講の割合は約3割 以下に、それぞれの調査結果を説明します。 ●スクールを知ったきっかけは「検索エンジン」や「友人知人のクチコミ」が多い。「会社」や「ハローワーク」などからの紹介も
調査ではまず、「スクールを知ったきっかけ」について聞きました。10%以上の回答があったのは、以下の項目です。 ・「友人・知人に聞いた」
・「検索エンジン」 特に、次のスクールに関しては、それぞれ他のスクールよりも割合が高くなりました。 ・「友人・知人に聞いた」:語学系スクール(15.8%)
・「検索エンジン」:資格取得系スクール(21.1%)
via www.gmo.jp
また、「実際に教室を見かけた」との回答は、以下のスクールで多くなっていました。
・語学系スクール:16.9%
・PCスキル・プログラミング系スクール:13.9% 生活圏にスクールの数が多いことが理由として推測されました。また、「その他」の中で具体的な回答としては、以下が多く挙げられたとのことです。 ・「会社から」
・「ハローワーク」(公共職業安定所) そのことから、所属する組織などから紹介を受けたことがきっかけとなる受講者も一定数いることが分かりました。 ●スクールを検討する際に参考にしたものは「公式サイト」が最多
次に「スクールを検討する際に参考にしたもの」を調査しました。結果は、以下の通り「公式サイト」を参考にした人の割合が高くなりました。 ・資格取得系スクール:32.1%
・ビジネススキル系スクール:27.8%
・語学系スクール:27.4%
・PCスキル・プログラミング系スクール:25.8% このように、全スクールで4分の1以上が「公式サイト」を参考にしていました。また各スクールにより多少の違いはあるものの、「クチコミサイト」「比較・まとめサイト」の割合も10%〜16%台となっています。
・PCスキル・プログラミング系スクール:13.9% 生活圏にスクールの数が多いことが理由として推測されました。また、「その他」の中で具体的な回答としては、以下が多く挙げられたとのことです。 ・「会社から」
・「ハローワーク」(公共職業安定所) そのことから、所属する組織などから紹介を受けたことがきっかけとなる受講者も一定数いることが分かりました。 ●スクールを検討する際に参考にしたものは「公式サイト」が最多
次に「スクールを検討する際に参考にしたもの」を調査しました。結果は、以下の通り「公式サイト」を参考にした人の割合が高くなりました。 ・資格取得系スクール:32.1%
・ビジネススキル系スクール:27.8%
・語学系スクール:27.4%
・PCスキル・プログラミング系スクール:25.8% このように、全スクールで4分の1以上が「公式サイト」を参考にしていました。また各スクールにより多少の違いはあるものの、「クチコミサイト」「比較・まとめサイト」の割合も10%〜16%台となっています。
via www.gmo.jp
全体的には、公式サイトを筆頭に、インターネット上の情報をスクール選びの参考にしている人が多いことが分かりました。
一方で、「何も活用していない」という回答も各スクールで2割以上となりました。その要因として「所属している企業で勧められてスクールに通学している」など、自身で選んでいないケースも一定数あると想定されました。
●入会の決め手は「カリキュラム」が最多だが、ビジネススキル系スクールにおいては「価格」の割合が低い結果に
さらに、「スクールに入会した決め手」についてもたずねました。結果は、すべてのスクールにおいて「カリキュラム内容」を重視する傾向があり、以下のような回答割合になりました。 ・資格取得系スクール:52.0%
・ビジネススキル系スクール:48.2%
・PCスキル・プログラミング系スクール:42.0%
・語学系スクール:38.2%
さらに、「スクールに入会した決め手」についてもたずねました。結果は、すべてのスクールにおいて「カリキュラム内容」を重視する傾向があり、以下のような回答割合になりました。 ・資格取得系スクール:52.0%
・ビジネススキル系スクール:48.2%
・PCスキル・プログラミング系スクール:42.0%
・語学系スクール:38.2%
via www.gmo.jp
「場所が近い・アクセスが良い」の割合は、以下のスクールで多くなりました。
・語学系スクール:36.6%
・PCスキル・プログラミング系スクール:32.7% どちらもスクールの数が多いため、勤務地や居住地に近いところを選びやすい面が影響していると分析されました。 一方「価格」が決め手との回答は、以下のような割合になりました。 ・資格取得系スクール:40.6%(4割超)
・PCスキル・プログラミング系スクール:37.5%(4割弱)
・語学系スクール:36.5%(4割弱)
・ビジネススキル系スクール:28.4% ビジネススキル系スクールは他と比較して10ptほど少ない結果となりました。それについては、以下の理由が推測されました。 ・企業や自治体の補助・助成金などを利用できるケースが多い
・仕事に直結するスキルを得るために価格よりもカリキュラムを重視している ●ビジネススキル系スクールのオンライン受講の割合は約3割と最も高い結果に
調査では、「スクールの受講形式」についても聞きました。オンラインによる受講が最も多かったのは、ビジネススキル系スクール(29.4%)です。「オンライン/通学どちらでも選べる」も含めると、42.8%と4割を超える結果となりました。 一方で、語学系スクール(14.7%)は一番低く、ビジネススキル系スクールと10pt以上の開きがある結果となりました。
・PCスキル・プログラミング系スクール:32.7% どちらもスクールの数が多いため、勤務地や居住地に近いところを選びやすい面が影響していると分析されました。 一方「価格」が決め手との回答は、以下のような割合になりました。 ・資格取得系スクール:40.6%(4割超)
・PCスキル・プログラミング系スクール:37.5%(4割弱)
・語学系スクール:36.5%(4割弱)
・ビジネススキル系スクール:28.4% ビジネススキル系スクールは他と比較して10ptほど少ない結果となりました。それについては、以下の理由が推測されました。 ・企業や自治体の補助・助成金などを利用できるケースが多い
・仕事に直結するスキルを得るために価格よりもカリキュラムを重視している ●ビジネススキル系スクールのオンライン受講の割合は約3割と最も高い結果に
調査では、「スクールの受講形式」についても聞きました。オンラインによる受講が最も多かったのは、ビジネススキル系スクール(29.4%)です。「オンライン/通学どちらでも選べる」も含めると、42.8%と4割を超える結果となりました。 一方で、語学系スクール(14.7%)は一番低く、ビジネススキル系スクールと10pt以上の開きがある結果となりました。
via www.gmo.jp
さらに、「オンライン受講の学習効果」も調査しました。その結果、すべてのスクールにおいて「充分学べた」「それなりに学べた」を合計すると80%以上となりました。
via www.gmo.jp
この結果からは、オンライン受講の学習効果について、大多数が満足していることが分かりました。
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GMOインターネットグループ株式会社
プレスリリース
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