LANDMARKは2023年5月4日、マッチングアプリを使った実証実験を開始すると発表しました。アプリを使い、静岡県三島市で人材交流を促せるかを検証します。三島駅南口の1キロメートル圏内で、人やイベント、コミュニティの促進を図ります。
LANDMARKが実証実験に使用するマッチングアプリの名称は「FLAG」。人材交流による事業創出を想定したアプリで、地域内の人やイベント、コミュニティの情報を可視化するのが特徴です。情報の可視化により、地域外の人がその地域のイベントやコミュニティなどの取り組みを把握できるようにします。アプリはこうしたマッチングを後押しすることで、地域活性化やビジネスの創出などを見込めるようにします。
今回の実証実験では、三島駅南口1キロメートル圏内の5つのコミュニティで「FLAG」を使用します。アプリによる具体的な効果を検証します。実証実験の期間中はビジネスパートナーを探している起業家やフリーランス、キャリアチェンジを考えている人などが参加予定です。LANDMARKでは、こうした人と三島市の地元とのコラボイベント開催や事業の創出などを期待します。
なお、2023年1月には静岡県焼津市で同様の実証実験を開始。その結果、31日間で市外からの133人が訪問し、そのうち10%が再度訪問したといいます。再度訪問した人と新たな事業を創出するなどの効果もあったそうです。
静岡県は移住希望地ランキングで2年連続日本一となっています。首都圏からの移住者が多いなどの特性があり、変化を生み出す人材が静岡に集まり始めています。こうした背景などから、同社は今回の実証実験を開始することにしました。
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