シヤチハタは2023年2月3日、「スーパー楕円はんこ」を発表しました。新たなデザインを採用したハンコで、同社の公式サイトで一般販売を開始します。
「スーパー楕円はんこ」は、丸でも四角でもない独自の形状を採用したハンコ。同社が実施したデザインコンペ「第13回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」でグランプリを受賞した石川草太氏、柳沢大地氏の作品を商品化しています。
石川氏と柳沢氏の作品は、|x|a+|y|a= 1の計算式で示される曲線を採用したもの。曲線がもっとも美しいとされるa=2.5のときの曲線をデザインに反映しています。なお、a>2のものを「スーパー楕円」と呼びます。
この曲線を使ったハンコは、円形、四角、どちらの印欄にも収まりがよくなるのが特徴です。人の目に違和感がなく、もっとも美しいしるしのカタチになると言います。
従来の円柱型のハンコと比べ、楕円は面があるため、持つ位置が定まりやすくなります。四角ではない柔らかさが心地よい手触りも実現します。
ハンコを押したときの印面サイズは約12.6㎜×12.6㎜。使用する書体は、篆(てん)書、古印、隷書、行書、楷書の5種類です。文字の配列は2種類で、最大6文字です。縦書きのみ対応します。
価格は4620円(税込み)です。
あわせて読みたい編集部オススメ記事
社内稟議にワークフローシステムを利用するのは25%/SheepDog調べ – DXマガジン
SheepDogは2022年4月7日、同社運営のITツール比較サイト「STRATE」が実施した社内稟議に関するアンケート結果を発表しました。宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県に住む20歳から49歳の男女(正社員)300人に聞いた結果です。ワークフローシステム、紙、ハンコの利用状況について聞いています。
茨城県笠間市、契約業務の電子化でDXを加速 – DXマガジン
茨城県笠間市はクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しました。「笠間市デジタルトランスフォーメーション計画」を打ち出し、文書の電子化を進める予定です。導入を支援した弁護士ドットコムが2021年5月13日、発表しました。