東京都渋谷区はタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入しました。個性や能力に応じて職員を育成できるようにするツールとして活用します。サービスを提供するカオナビが2022年10月20日、発表しました。
渋谷区は現在、2019年策定の「人財育成基本方針」に基づく人事分野のDXを進めています。職員一人ひとりが能力を磨き、個性を発揮できる人材を育成することに主眼を置きます。
そこで渋谷区では、こうした方針実現を支援するシステムの選定を開始。職員の個性を可視化する人材情報のデータベース化、人事評価や配置検討などの人事業務の効率化、職員のモチベーション向上を見込める機能を要件として洗い出した結果、タレントマネジメントシステムの「カオナビ」を採用しました。
「カオナビ」は企業や団体の人材に関する情報を管理、運用するためのクラウドサービス。氏名や連絡先などの人事情報に限らず、これまでの経験やスキル、評価、才能などの人材情報を可視化します。経験や能力を活かした最適な人材配置や適正な評価などを可能にします。同社によると現在、2500社を超える企業・団体が導入しています。
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