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複数のiPhoneで撮影したライブ映像を簡単に同期/スイッチング、LiveMediaがiPhone用カメラアプリをリリース

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LiveMediaは2021年11月12日スマートフォン用のカメラアプリ「LM-Cam」を発表しました。ライブ配信などの用途を想定するカメラで、配信時に複数の映像を容易に同期します。

 LM-Camは、iOS対応のスマートフォン用カメラアプリ。最大の特徴は、複数のカメラアプリを使って配信する映像を同期させられる点。OBSやvMix、Wirecastなどのブロードキャストソフトを利用すれば、複数の映像を容易にスイッチングすることができます。
図1:LM-Camの利用イメージ

図1:LM-Camの利用イメージ

 例えば2台のiPhone(iPhoneAとiPhoneB)を使ってライブを撮影するとき、iPhoneAで撮影中の映像からiPhoneBで撮影中の映像に容易に切り替えられます。複数の視点を組み合わせたライブ映像を配信することが可能です。
図2:LM-Camを使った映像同期とスイッチングの利用...

図2:LM-Camを使った映像同期とスイッチングの利用イメージ

 カメラアプリでは、色温度や色合いを設定できるほか、Full HD、HDなどの配信サイズを選択できます。色合いやフレームレートなどの設定をプリセットして保存しておく機能も備えます。配信時にiPhone本体に映像を保存する録画機能も装備。配信映像を二次利用するときなどに有効です。
図3:色温度の設定画面

図3:色温度の設定画面

 カメラアプリの基本料金は無料。HX2(HEVC、H.264)のビデオエンコーダと録画機能が使えるPro版の月額料金は1100円です。初回登録者のみ、Pro版を1カ月無料で利用できます。  なお、2022年にはAndroid版の提供開始を予定するほか、ネットワーク外の外出先などから中継する遠隔配信機能にも対応する予定です。

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