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三井住友海上火災保険、AWSを使ったデータ統合・分析基盤を全社導入

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三井住友海上火災保険はデータの分析基盤として「Teradata Vantage on AWS」を導入しました。顧客一人ひとりに最適な提案をできるようにします。導入を支援した日本テラデータが2021年6月17日に発表しました。

 「Teradata Vantage on AWS」は、データの統合から分析までの環境をAmazon Web Services(AWS)上で提供するクラウドサービス。三井住友海上では、Teradata Vantage on AWSで統合したデータを、代理店向け営業支援システム「MS1 Brain」で顧客ニーズを予測分析するときに活用します。保険商品の保険料率の検証やマーケティングなどにも使われます。  利用するのは、同社の全社員1万4000人と、国内代理店3万6000店以上です。  今回のシステム導入について、三井住友海上 取締役社長 舩曵真一郎氏は「Teradata Vantage on AWSは、全社データ利活用基盤として私どもが求める拡張性、可用性、パフォーマンスを提供していることを高く評価しています。Teradata Vantage on AWSを使って、自社だけでなく、グループ企業のデータ、代理店のデータ、取引先のデータなどを集約し、「MS1 Brain」のベースをつくっていただいた。これがなければ、代理店の営業活動のDXは実現しなかったでしょう。」と述べています。  同社はグループ横断の取り組みとしてデジタライゼーションを推進しており、グループ横断によるデータ活用も検討を開始しています。システムを提供する日本テラデータは、Teradata Vantageの拡張性や高可用性、信頼性などを武器に、三井住友海上の取り組みを支援していく考えです。

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