接種成功のカギ握る「デジタル化」 マイナンバー活用の履歴管理システムとは
2021年4月からいよいよ高齢者3600万人への新型コロナのワクチン接種が始まるが、全国の自治体での接種状況を個人単位で逐次把握するという新たなシステムの構築が、準備の最終段階に入っている。マイナンバーを活用するというこのしくみはどういうものなのだろうか。今回のワクチン接種では、住んでいる自治体からクーポンが送られてくるので、それを持って接種会場に行き、ワクチンを打ってもらうことになる。一方、これまでの風疹や高齢者のインフルエンザなどの予防接種では、各自治体は、別々の台帳で住民の接種記録を管理…