ugoは2023年6月20日、ロボットとドローンを組み合わせたソリューションを発表しました。施設などのインフラを点検する用途を想定します。ロボットとドローンそれぞれの欠点を補って点検できるのが特徴で、点検作業を実施する事業者の効率化を支援します。
ロボットとドローンが互いの弱点を補いながら点検できるのが特徴です。ドローンは一般的に、長時間の飛行に向きません。建物内をフロア移動できません。ドローンの機体を任意の場所まで無人で運搬することもできません。「ugo +drone」はドローンのこうした弱点を、ロボットを活用することで解消します。
「ugo +drone」では、ロボットにドローン離発着用の折り畳み式ポートを装備。加えて、ドローンの機体を固定する装置も備えます。これらの装備により、ロボットが施設内の任意の場所までドローンを自動運搬できるようにします。
一方のロボットは、ドローンのように上空から施設を点検できません。こうした弱点を、ドローンを活用することで補います。
「ugo +drone」は双方の弱手を補うといった特徴を備えることで、点検作業をより正確に、より効率的に実施できるようにします。
ugoは「ugo +drone」の注文を同日より開始します。商品の出荷は2023年7月を予定します。なお今回の発表は、ugoとメンテナンスサービスを提供するジャパン・インフラ・ウェイマークとの提携によるもの。両社は今回の提携を機に、今後は効率的かつ質の高いサービスを提供できるようにしていく考えです。