テクノスジャパンとchaintopeは2021年11月15日、福岡県の名産品である「博多あまおう」のトレーサビリティを共同検証することを発表しました。商流と物流をつなくトレーサビリティ実現を目指します。
今回の共同検証では、テクノスジャパンが提供する企業間協調プラットフォーム「Connected Business Platform」と、Chaintopeが提供するAPIを連携。2022年1月に予定するる福岡県の「博多あまおう」の輸出トレーサビリティを検証します。
via www.tecnos.co.jp
テクノスジャパンの「Connected Business Platform」は、各企業のERPやCRMを連携し、企業間データをリアルタイムにやり取りするためのプラットフォーム。データを保存、活用するための基盤と、データを連携するための基盤の2つで構成し、サプライチェーンを支えるデータ活用基盤として使われています。
一方、Chaintopeは、さまざまなユースケースに特化したAPIを提供できるのが強み。ブロックチェーンを採用するアプリケーションなどに利用されています。同社のAPIを用いることで、短期間、低コストでシステムを開発できます。
共同検証では両社のシステムを連携し、具体的には企業間取引の商流情報と物流情報に基づき、安心安全な水産物、農産品の輸出、契約・取引を起点とした在庫トレースの実現性を評価します。
両社は今後、国内と海外、商流と物流といった垣根を超えた情報を共有し、サプライチェーン上の業務効率化と持続可能な開発目標の達成に寄与する新しい価値創出を目指します。