日立ソリューションズは2021年6月3日、依頼事項の実施有無を把握する「グループタスク リマインダーサービス」の新版を発表しました。「Microsoft Teams」上で実施状況を把握できるようにし、社員への教育受講やセキュリティ対策などの依頼が期限内に完了したかどうかを確認しやすくしました。同年6月4日より提供を開始します。
「グループタスク リマインダーサービス」は、社員への依頼事項を期限内に完了させることを支援するためのサービス。新版は「Microsoft Teams」と連携し、利用頻度の高い「Microsoft Teams」の画面上から依頼事項を完了したのかを確認できるようにしました。社員は通常業務の中でスムーズな依頼事項の確認・遂行が可能となり、企業は実施徹底を図ることで間接業務の効率化を見込めます。
テレワーク環境での利用を想定します。テレワーク下では作業依頼者は作業が実施されるまでをフォローするのが難しく、期限内に完了させるための負荷は増大しています。さらに、社員の違法行為や事故の未然防止を図るためGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)への取り組みが重視されるようになっています。今回の機能強化は、こうした課題の解消を見込みます。
価格は個別見積もりです。同社はテレワークを前提とした働き方にシフトする企業向けに、本サービスの提供を通じてGRCの取り組みを支援していく考えです。