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チームスピリット、Salesforceのアクセス解析ツール「AppExchange App Analytics」を導入しカスタマーサクセスのDXに活用

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業務管理クラウドサービスの「TeamSpirit」シリーズを開発・提供するチームスピリットは2021年9月8日、セールスフォース・ドットコムが提供するアクセス解析ツール「AppExchange App Analytics」の自社への導入によって、「顧客のアプリ利用状況」のデータを分析し活用できたことを発表しました。それにより、カスタマーサクセス(顧客成功の達成)におけるDXや、機能開発における意思決定の迅速化が可能になりました。発表によれば、「AppExchange App Analytics」を利用した顧客のアプリ利用状況のデータ活用は、国内では初の事例です。

 ビジネスアプリケーション「AppExchange App Analytics」は、Salesforce専用のアクセス解析ツールです。2019年夏に開設されたSalesforce上のビジネスアプリマーケットプレイス「AppExchange」でアプリを提供しているパートナー向けに開発されました。  AppExchangeは、Salesforce基盤で構築されているクラウドサービスや、Saleforce機能を拡張するためのアプリケーションが提供されているマーケットプレイスです。Salesforceと連携するアプリケーションが、発表日時点で日本市場向けに300種類以上、展開されています。  AppExchange上でアプリを提供している企業は「AppExchange App Analytics」を利用できます。それにより、従来は取得できなかった「顧客のアプリ利用状況」のデータ取得が可能となります。そしてそのデータ分析を通じて、以下のような施策への活用が期待できます。 ・解約リスクの特定
・機能開発の意思決定への情報提供
・ユーザーエクスペリエンス向上  チームスピリットは、Salesforce上でクラウド業務サービスの「TeamSpirit」シリーズを提供しています。「働き方改革プラットフォーム」として提供しており、発表日時点で約1,500社、31万人を超える利用者がいます。TeamSpiritでは、1つのアプリの中に以下の業務機能が搭載されています。 ・勤怠管理
・工数管理
・経費精算
・電子稟議
・社内SNS
・カレンダー など  つまり、社員が毎日使う業務機能が搭載されています。複数の機能が連携して動くことで、出社から退社までの、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっています。そして、収集したデータを分析し働き方の可視化をすることで、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントが可能になるというものです。なお、TeamSpiritでは、どれだけ多くの機能を利用する場合でも一律の料金形態となっています。  このように、TeamSpiritは各機能ごとの契約が不要であるということもあり、TeamSpiritにおける各機能の実際の利用状況を把握する方法は、従来では以下のようなアナログな方法に限られていました。 ・お客様に対して直接ヒアリングを行う
・アンケート調査を実施する  しかしそれらの方法では、カスタマーサクセス担当者の負担が大きいということが課題でした。  そこで、同社は「AppExchange App Analytics」を導入しました。それにより、以下の3点について機能強化されました。 1)データの取得
・「TeamSpirit」上で顧客が利用している機能の情報を自動で取得可能にし、利用状況を効率的に抽出
・データの取得形式がCSV形式からApache Parquet形式(大規模なデータの分析に向いている)になったことで、50分の1までデータが圧縮され、ダウンロード時間を短縮
・データ保管コストの削減 2)データの分析
・BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの活用によるデータ可視化、複数の切り口からの分析が可能
・リアルタイムの分析 3)データの活用
・上記1)2)より、カスタマーサクセス担当の負担を軽減
・顧客利用状況に合わせて最適なタイミングでの改善提案ができる体制の構築
・カスタマーエクスペリエンス向上にリソースを集約できるカスタマーサクセスのDX  同社は、「すべての人を、創造する人に。」というミッションを掲げています。TeamSpiritシリーズによって強いチームを作ることで、あらゆる人が変化を巻き起こせることを目指します。

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