「事業共創カンパニー」を掲げるRelicは2022年5月19日、社内起業の取り組みなどを楽しみながら体験・学習できるボードゲームを提供開始したことを発表しました。発表されたボードゲーム「イントレプレナー・オンボーディング」では、ゲームをプレイしながら、イントレプレナー(社内起業家)として必要な知識を学んでいくことができるようになっています。社内起業や、企業内新規事業を気軽に体験してもらうことで、それらに興味・関心を持つ人材を発掘・育成する効果を期待できます。また、ボードゲームを個人で遊びながら学習することも可能です。提供開始にあたって購入型クラウドファンディングサイト「未来ショッピング Powered by ENjiNE」での、クラウドファンディング限定の先行予約販売も開始されました。
「イントレプレナー・オンボーディング」は、発表によれば業界初の、新規事業体験学習型のボードゲームです。これまでRelicが培ってきた「新規事業開発」や「人材育成」の知見と、ボードゲームクリエイターである山本龍之介氏のボードゲーム開発の経験やノウハウをかけ合わせて共同制作されました。
「新規事業開発」や「イノベーション創出」といった取り組みを強化する企業はますます増えています。しかし、新規事業開発を社内で推進するにあたっては、以下のような大きな課題が挙げられています。
・「新規事業を担う人材の発掘・確保が困難であること」
・「人材育成・開発のノウハウが不足していること」 そのため、多くの企業が思うように推進できていないのが実情だといいます。そこでRelicは、中長期的に人材を発掘・育成を継続していくためには、以下のような取り組みが必要だと考えました。 ・より多くの人材に対して新規事業や事業開発への興味を喚起し、その魅力や「やりがい」を体験して、はじめの一歩を踏み出すきっかけとなる機会を提供する そのことから、新規事業を「気軽に・本格的に・楽しく」学べ、事業開発人材の創出・育成につながるボードゲームの開発にいたったとのことです。ボードゲーム上で新規事業を疑似体験し、「新規事業にトライしてみたい」「イントレプレナー(社内起業家)になりたい」という挑戦者を増やすことを目指します。そして、「インキュベーション(起業支援)の民主化」を加速していきます。 同社では、ゲームの利用者として、以下のような対象を考えています。 ・「新規事業に興味はあるが、もう少し勉強してから手を挙げてみたい」と考えている
・新規事業に挑戦する人材の発掘・育成を担当している
・社内コミュニケーション活発化のためにコンテンツを探している
・ビジネスボードゲームに興味があり、楽しんだことがある 「新規事業を学びたい」だけでなく、「友人・同僚と純粋に遊びたい」、「社内コミュニケーションを活性化したい」など、各シーンでの活用が期待されています。
・「人材育成・開発のノウハウが不足していること」 そのため、多くの企業が思うように推進できていないのが実情だといいます。そこでRelicは、中長期的に人材を発掘・育成を継続していくためには、以下のような取り組みが必要だと考えました。 ・より多くの人材に対して新規事業や事業開発への興味を喚起し、その魅力や「やりがい」を体験して、はじめの一歩を踏み出すきっかけとなる機会を提供する そのことから、新規事業を「気軽に・本格的に・楽しく」学べ、事業開発人材の創出・育成につながるボードゲームの開発にいたったとのことです。ボードゲーム上で新規事業を疑似体験し、「新規事業にトライしてみたい」「イントレプレナー(社内起業家)になりたい」という挑戦者を増やすことを目指します。そして、「インキュベーション(起業支援)の民主化」を加速していきます。 同社では、ゲームの利用者として、以下のような対象を考えています。 ・「新規事業に興味はあるが、もう少し勉強してから手を挙げてみたい」と考えている
・新規事業に挑戦する人材の発掘・育成を担当している
・社内コミュニケーション活発化のためにコンテンツを探している
・ビジネスボードゲームに興味があり、楽しんだことがある 「新規事業を学びたい」だけでなく、「友人・同僚と純粋に遊びたい」、「社内コミュニケーションを活性化したい」など、各シーンでの活用が期待されています。
via relic.co.jp
以下に、「イントレプレナー・オンボーディング」の遊び方/学び方を紹介します。
■ボードゲーム上のメインストーリー | |
プレイヤーは、とある会社の事業部の社員として新規事業開発チームに参加します。「既存の製品/サービスではこれ以上の収益拡大を望めない」と上層部が判断したため、所属している事業部主導でまったく異なる領域の新規事業を生み出すことになったという経緯です。イントレプレナー(社内起業家)として思考と試行を繰り返し、さまざまなトラブルを乗り越えて意義のある新規事業を創出することを目指します。 | |
■ルール説明 | |
ゲームでは、新規事業開発は大きく「3つのフェーズ」とそれに紐づく「6つのプロセス」から成り立っています。
・3つのフェーズ
①アイデアを考える「構想」段階
②製品・サービスを実際に提供する「事業化」段階
③事業を大きくする「成長・拡大」段階
①〜③を順番に完成させながら、イントレプレナーとして必要な知識を学んでいきます。
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via relic.co.jp
プレイヤーは、フェーズ/プロセスの完成に必要なリソース(人材・モノ・予算・情報)を集めつつ、売上を最大化させることで勝利を目指します。最終的に、完成させたフェーズ/プロセスに置かれているリソースの数と売上の合計で、勝利するプレイヤーが決まります。
なお「リソース」は、自分のターンで止まったマスやイベントカードの効果によって獲得できます。一方、売上は、フェーズの完成や予算リソースの利用(投資)によって獲得することができます。勝利のためには実際の新規事業同様、スピーディに事業推進して売上を最大化させることが必要です。
via relic.co.jp
イベントカードは、フェーズ/プロセスごとに、実際に起こり得るイベントやトラブルを記載したものです。これらは、新規事業開発の現場において頻発するリアルな経験をもとに設定されています。したがって、実際の新規事業の面白さや難しさを擬似体験することができます。
イベントカードの一例として、以下が挙げられています。
・「課題の本質を発見」:情報リソース +1
・「収益構造の確立」:予算リソース +1
・「メンバーの疲弊」:そのプロセスの人材をすべて失う
・「優位性の喪失」:売上 -1 など
・「課題の本質を発見」:情報リソース +1
・「収益構造の確立」:予算リソース +1
・「メンバーの疲弊」:そのプロセスの人材をすべて失う
・「優位性の喪失」:売上 -1 など
via relic.co.jp
プレイヤーはゲーム序盤に、複数ある事業アイデアの中から1つを選びます。事業アイデアごとに、フェーズ/プロセスの完成難易度が異なります。難易度が高いほど事業化に多くのリソース(人材・モノ・予算・情報)が必要になりますが、そのぶん、完成した際に得られる売上も大きくなります。
事業アイデアによってとるべき戦略が異なります。何回もプレイしさまざまなイベントを経験することで、新規事業開発に関する知識を深めることが可能です。
同ボードゲームでは、2022年5月19日〜2022年6月30日の期間、クラウドファンディング限定で先行予約販売を実施しています。価格は7,000円(税込み)、クラウドファンディング限定で3,000円〜(約55%引き)となっています。
なお、一般発売予定は2022年9月です。またRelicでは法人向けに、同ボードゲームを活用した新規事業ボードゲーム研修も提供しています。新規事業ボードゲームを楽しみながら、新規事業のプロによるレクチャーを受講し、参加者の新規事業への理解を深めることが可能とのことです。