セミナー、会議、打ち合わせ…。ビジネスではさまざまなシーンで「録音」や「録画」したいケースがあります。「会話が速くてメモが追い付かない」「記録として後で見直したい」などの悩みを解消するのにレコーダーを使う人も多いはず。今回は、気軽に録音・録画できるアイテムを紹介します。
会議の議事録作成を担当する人の中には、「メモすることに集中するあまり、会議の内容が入ってこなかった」という人も少なくないはず。最近はオンラインセミナーが数多く開催され、セミナー内容を記録しておきたいというニーズも増えていることでしょう。もっと効率よく当日の様子を記録できないものか…。
こうしたシーンで役立つのが今回紹介するGlotureの小型レコーダー「Samicon V11」です。音声を録音するだけではなく、録画や撮影機能を備えるのが特徴です。
簡易な操作で録音や録画を開始できるのも売りです。3つの操作ボタンを用意し、長く押したり短く押したりすることで操作可能です。例えば、電源ボタンを長く押せば起動/シャットダウン、短く押せば録音開始/録音データを保存します。カメラアイコンが表示されたボタンを短く押せば写真を撮影し、ビデオカメラアイコンが表示されたボタンを短く押せば録画を開始します。
via gloture.co.jp
本体の重量はわずか50グラムです。しかし、一回のフル充電で最長6時間の連続録音、5時間の連続録画が可能です。もし録音・録画中にバッテリー残量が少なくなると、それまでの録音・録画データを自動保存してからシャットダウンする機能も備えます。
via gloture.co.jp
なお、フル充電には3時間かかります。さらにマグネットを内蔵し、さまざまな場所に取り付けて使用することも可能です。紛失しにくいようにストラップを装着できる工夫も施します。
音声にはロスレス圧縮録音技術を採用し、全指向性の高感度マイクを内蔵。256Kbitのロスレス音質により、リアルな音声を記録できます。一方の録画・撮影には、1080P高画質技術と30fpsの高いフレームレートを装備。リアルかつ鮮明な写真、動画を撮影できます。さらに、映像や音声がずれることなく同時に収録するので、後で編集したいといったときの手間もかかりません。
ストレージ容量は32GB。録音データなら約360時間、映像データなら約160分のファイルを保存可能です。なお、空き容量が足りない場合、一番古い録音・録画データを自動削除し、新規録音・録画分を保存できるようにしています。
via gloture.co.jp
PCとは、USB Type-Cインターフェイスで接続します。PCはもとより、Type-Cを備えるスマートフォンやタブレットとの接続も可能です。価格は1万2500円(税込み)です。
via gloture.co.jp
via gloture.co.jp
あわせて読みたい編集部オススメ記事
amptalk、Zoomの商談内容を自動で書き起こしてSalesforceに自動入力する営業効率化ツール –
amptalkは2021年9月6日、Zoomの商談録画を自動で書き起こし、Salesforceに自動入力する「アンプトーク」を発表しました。営業の商談記録を登録するなどの手間を解消します。ツールは同年9月1日より提供開始済です。
日立、コンタクトセンターの通話録音データを管理・分析するサービス –
日立製作所は2021年10月12日、コンタクトセンター向けとなる「音声テキスト化クラウドサービス」を発表しました。携帯電話などの通話録音データをテキスト化し、クラウドで管理・分析できるようにします。2021年11月10日より販売を開始し、2022年1月より提供を開始します。