BLAMは2021年9月10日、名古屋テレビ放送と事業提携を締結することを発表しました。両社は共同で、東海地方でマーケティング活動を展開する企業のDX推進を支援します。ツールや人材を活用するなどして、東海地方に拠点を置く企業のDX支援に乗り出します。
BLAMは、デジタルマーケターに特化した複業・副業マッチングサービス「KAIKOKU(カイコク)」を運営する企業。サービスにはデジタルマーケターなど6500人以上が登録し、大手人材企業や地方自治体などの約300社がサービスを活用してきました。マーケティングDXの経験がある人材によるDX支援サービス「カイコクDX」も提供します。
一方、名古屋テレビ放送は東海地方(愛知県・岐阜県・三重県)を放送対象地域とするテレビ朝日系列の放送局。東海地方でマーケティングを実施する企業向けにテレビCMなどを活用した広告事業も展開しています。
今回、中小企業や地方企業ではDX人材やDXに関する情報が不足しているという背景から、東海地方の企業のDX支援を目的に、事業提携を締結することにしました。
事業提携により両社は、データを活用したマーケティング支援パッケージの共同開発や、都市部で勤務するDX人材の副業促進を図ります。まずは、CMの効果を分析するパッケージの共同開発を開始します。「カイコクDX」のデジタルマーケティング人材が、名古屋テレビ放送でCMを放送する企業向けにCMの効果を分析します。名古屋テレビ放送のCM効果測定ノウハウに加え、「カイコク」に登録するマーケティング人材を利用できるのが特徴です。利用企業は社内の人材を割かず、CMの効果分析、分析結果を元にしたマーケティング施策を実施できるようになります。なお、パッケージにはカイコクの利用費用が一部無料になる特典も設けます。