「データの資産価値向上」を掲げるMetafindコンサルティングは、「データマネジメント知識体系ガイド(DMBOK)第二版」(日本語版)の翻訳、監修に携わりました。また、DMBOKに同社のノウハウを加えた教育コースも実施しています。DMBOKでは「データガバナンス」を、「データを正しくマネジメントさせること」と定義しています。
同社によれば、以下のように考えている企業は少なくありません。
・「データで未来を予測し、経営者の意思決定を支える」
・「現行業務をデータで可視化し、業務効率化の糸口を見つける」
・「自社のデータ資産を有効活用することで、経営や事業運営に役立てたい」
そしてこのような背景から、データマネジメント環境の整備が盛んに行われています。しかし、仕組みの導入に終始し、期待されたほど効果が得られていない企業が多いのも実情です。同社ではそれらが、データガバナンスが正しく組み込まれていないことに起因していると考えています。
そこで今回、同社では、必要とされるデータガバナンスプログラムの策定や組織体制の設計、データガバナンス定着のための人財育成も含めた運営支援など、総合的な「データガバナンスサービス」を提供します。今回、同社が提供するデータガバナンスサービスは、以下の4つのフェーズに応じて必要なサービスを提供するものです。
【4つのフェーズ】
・事前検討(Pre-Study)
・企画策定(Planning)
・戦略策定(Strategy)
・ガバナンス運用(Control)
データガバナンスサービスの一例として、以下が挙げられています。
例えば、企業がこれからデータガバナンスを検討したい場合には、事前検討フェーズの「データマネジメント戦略策定コース」の受講や、「データガバナンス組織検討ワークショップ」の実施が想定されます。それらを利用することで、自社におけるデータガバナンスのイメージアップが可能になります。
また、「全社でのDX推進」など、具体的なテーマが決まっている場合は、「データガバナンスプログラムの策定支援」や「データガバナンス体制の構築支援」が想定されます。それにより、必要となる規約の策定や、組織体制の検討、人材育成プログラムの整備などが実施可能になります。
なお、サービスの提供方法としては、知見提供型からアウトプット作成型まで、企業の要望に合わせて対応するとのことです。
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