Ridgelinezは2022年11月29日、企業のDX推進度合い診断する「DXアセスメントサービス」を発表しました。推進度合いに応じた4つのメニューを用意し、企業の課題解決を支援します。
「DXアセスメントサービス」は企業のDXの取り組み状況を診断する支援サービス。経営者とIT担当者双方の課題を洗い出し、全社的な課題を社内で共有できるようにします。
診断には、経済産業省とIPAによるDXの進捗や成熟度を測る「DX推進指標」や、IPAが策定した既存ITシステムのDX対応要件を満たす度合いを評価する「PFデジタル化指標」を用いします。さらに、同社独自の指標として、テクノロジと人・組織変革の2側面も診断します。
企業の状況などに応じた4つのメニューを用意します。
「DX簡易Web診断」は、Webアンケート回答からDX成熟度を簡易的に把握する無償プラン。DX成熟度を簡易的に把握し、自社の現在地を認識することで次のステップへつなげられるようにします。
「DXアセスメントサービス インタビュープラン」は、自社のDX推進度合いを他社と比較して把握したいケースに向くプラン。Ridgelinezのコンサルタントがインタビューし、DX推進指標とPFデジタル化指標をベースに診断します。専門家によるアセスメントのため、正確な診断とベンチマークの設定が可能です。
「DXアセスメントサービス 課題分析プラン」は、インタビュープランに加えてRidgelinez独自指標のアセスメントを実施するプラン。課題を整理した上で、解決に向けた施策を検討します。顧客視点によるDX成熟度を評価するオプションも用意します。
「DXアセスメントサービス コンサルティングプラン」は、DX推進の課題分析から推進までをサポートするプラン。課題分析プランに加え、組織、文化、人材、IT資産について総合的なDX戦略の策定までを支援します。
なお「簡易Web診断」は、RidgelinezのWebサイトから無料で利用できます。全25問の質問に答えることで、同社独自のフレームワークに基づき、課題を抽出、数値化します。強化すべきポイントまで診断します。
同社はDXアセスメントサービスを通じ、企業の現在地の把握と、課題発掘を支援していく考えです。
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