同社はスマートフォンを使ってカギを解錠するスマートロック「Qrio Lock」を販売する企業。今回新たに、スマートフォンを使わずに暗証番号や専用カードでカギを解錠できるモデルを発表しました。
「Qrio Pad」は、暗証番号と専用カード使って解錠するモデル。専用カードを端末にかざして解錠できるほか、専用カードを忘れてしまったときには暗証番号を使って解錠できます。なお、デバイスの取り付けに工事は不要で、ドアに穴を開けることなく両面テープで貼るだけで使えます。価格はオープンですが、直販店での販売価格は2万2000円(税込み)です。専用カード「Qrio Card」も価格はオープンで、直販店価格は2200円(税込み)です。

図1:スマートロック「Qrio Pad」

図2:専用カード「Qrio Card」
従来より販売する「Qrio Lock」向けのデバイス「Qrio Key S」も新たに発表しました。「Qrio Key S」は「Qrio Lock」用のリモコンキー。ボタンを押すだけでカギの開け閉めが可能です。もしリモコンキーを紛失しても、スマートフォンを使ってリモコンキーの権限をリセットできるため、不法侵入などのリスクを防げます。なお、従来モデル「Qrio Key」と違ってハンズフリー機能を装備。リモコン操作せずとも、ドアの前に立つと自動で解錠することができます。リモコンキーをカバンなどに入れたままカギを解錠できます。「Qrio Key S」の価格はオープンで、直販価格は6600円(税込み)です。

図3:リモコンキー「Qrio Key S」
なお、法人向けのスマートロック製品も発表しました。「Qrio Lock R」と「Qrio Pad R」は物理的なカギに加え、アプリや専用カード、暗証番号、Qrio Hub経由で解施錠できるデバイス。ビルトインタイプのため、ビルの管理会社や不動産業者などに向く商品です。2022年1月に販売開始を予定します。

図4:法人向けスマートロック「Qrio Lock R」「Qrio Pad R」
「Qrio Pad Entrance」はマンションやアパートのエントランスキーとしての用途を想定します。物理的なカギ、アプリ、専用カード、暗証番号で解施錠可能です。2022年1月に販売開始を予定します。

図5:「Qrio Lock R」