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UXを踏まえたIoT製品の開発を支援、ウェブレッジが独自手法に基づくIoT製品のUX評価サービスを発表

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ウェブレッジは2021年11月12日、IoT製品のUX(ユーザー体験)を評価する「UX評価サービス」を発表しました。開発するIoT製品のUXが消費者に支持されるのかを事前評価し、適切なUXを提供できる製品開発を支援します。

 UX評価サービスは、IoT製品開発の上流工程でUX設計を評価するサービス。同社の独自の評価手法などを駆使してUXを評価し、改善すべき箇所などを指摘します。  具体的には3つのメニューを用意します。 ・ターゲットユーザーの妥当性評価
・企画段階で製品企画書やサービス企画書を基に、ターゲットユーザーの期待に対して製品企画が妥当かの観点で、UX評価を実施します。 ・UX要求仕様の妥当性評価
・開発段階で製品仕様書やサービス仕様書を基に、想定した利用者の要求するUXが設計に盛り込まれているかの観点で、UX評価を実施します。 ・期待UXの妥当性評価
・製品やサービスのプロトタイプができた時点において、期待されるUXが実装されているかの観点で、UX評価を実施します。  各開発段階のドキュメントやプロトタイプをもとにUX評価計画を作成し、評価を実施します。なお、UX評価計画の作成と提供のみも可能です。
図1:​IoT製品のある住まいのイメージ

図1:​IoT製品のある住まいのイメージ

 例えばIoTバッテリー充電池を評価した先行事例では、ターゲットユーザーを2つのパターンに分けてペルソナを作成し、自動車やアウトドアなど利用シーンを設定します。その上で、文字やアイコンの大きさ、屋外での利用、通知の認識可否、メンテナンス面など、合計55の観点を作成しユーザー満足度を評価しています。
図2:UXを評価した実施例

図2:UXを評価した実施例

 本サービスを利用することで、IoT製品を開発する企業は、開発の上流工程でメインターゲットとなる利用者の属性や生活環境、利用シーンを明確にし、UXに考慮した開発を進められるようになります。発売直後の初期ロットからUX価値の高いものを提供できるといったメリットも見込めます。  同社は今後、サービスの対象をIoT製品以外にも適用する予定です。社内研修と採用活動によるUX評価専門のプロフェッショナル人員育成、テストフィールドの拡張も進め、サービス内容も充実させる考えです。

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