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女性の“リスキリング”認知率は低いが実際には8割近くが取り組んでいる/Waris調べ

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フリーランス女性と企業とのジョブマッチングなどの人材サービスを提供するWarisは2022年9月7日、「リスキリング」(学び直し)をテーマに調査を実施した結果を発表しました。調査はWebアンケートにより行われ、「女性のリスキリング白書2022 ~就業形態別のリスキリングに関する調査レポート~」としてまとめられました。

 Warisでは、仕事に直結する学び直し(リスキリング)を支援する「Warisキャリアシフトプラットフォーム」などの事業を展開しています。  「リスキリング」については、政府の掲げる新しい資本主義政策の「人への投資」の中にも「学び直し」が盛り込まれ、ますます注目を集めています。一方で、コロナ禍を経て、働き方の多様化(リモートワーク・副業・フリーランスなど)は加速しています。そして、女性の非正規雇用率の高さ(いわゆる「L字カーブ」)も引き続き社会課題となっています。  今回、同社は、正社員だけでなく、多様な雇用形態で就業する機会の多い「女性のリスキリング」について調査を実施しました。調査の概要は、以下の通りです。 ■「女性のリスキリング白書2022~就業形態別のリスキリングに関する調査レポート~」概要
 ・調査期間:2022年7月8日~25日
 ・調査(告知)対象:Waris登録者向けメールマガジン、公式SNS
 ・調査方法:Webアンケートフォームによる回答
 ・回答数:443(全有効回答480のうち、女性のみを分析対象とした)
 ・調査主体:株式会社Waris  調査のサマリーとして、全体では以下のような項目が挙げられています。 ●女性の「リスキリング」という言葉の認知率は38%
●一方で、リスキリングの実施率は78%と高い数値になっており、言葉としては認知していなかったが実はリスキリングをしていたケースも多いと推測される
●リスキリングにかけている時間は10時間/月未満、投資金額は1万円未満が半数以上
●学んでいる分野は「デジタル系」、「語学系」、「マーケティング系」が上位
●学んでいる方法は「書籍」、「オンライン講座」、「ネット上の無料コンテンツ(記事・動画等)」が上位
●リスキリングを行っている人のうち効果的だと感じている方は86%と高い数値となった
 以下に、調査結果(一部)についての詳細を説明します。 ●女性の「リスキリング」という言葉の認知率は38%。非正規雇用や離職中の人の認知率は低い傾向
 調査ではまず、「リスキリング」という言葉について、以下の選択肢から回答してもらいました。 ・知っている
・聞いたことはあるが意味はよくわからない
・知らない  その結果、女性全体のリスキリング認知率は38%でした。就業形態別では、「正社員」「経営者・役員」と比べて、「非正規」「離職中」の回答者の認知率が低い結果となりました。
図1:「リスキリングの認知率」/Waris調べ

図1:「リスキリングの認知率」/Waris調べ

●一方で、リスキリングの実施率は78%と高い数値になっており、言葉としては認知していなかったが実はリスキリングをしていたケースも多いと推測される
 次に、「リスキリング(学び直し、および自己啓発の学習)に取り組んでいるか」をたずね、以下を合わせた実施率で比較しました。 ・「個人で取り組んでいる」
・「個人、職場の両方」
・「職場で取り組んでいる」  その結果、全体で78%の回答者が実施していました。また、就業形態別に大きな差はないものの、フリーランスがやや高い傾向にありました。
図2:「リスキリングの実施率」/Waris調べ

図2:「リスキリングの実施率」/Waris調べ

 リスキリングの認知率より実施率が高いのは、「リスキングという言葉は知らなかったが、自分が取り組んでいることだった」という回答者が多かったと推測されました。 ●学んでいる分野は「デジタル系」、「語学系」、「マーケティング系」が上位
 「リスキリングを行っている分野」について、複数選択で回答してもらいました。以下の回答が上位になりました。 ・「デジタル系(IT、WEB、プログラミング等)」:41%
・「語学系」:30%
・「マーケティング系(マーケティング・広報等)」:29%  なお、就業形態による大きな差異は見られませんでした。
図3:「リスキリングを行っている分野(複数回答)」/W...

図3:「リスキリングを行っている分野(複数回答)」/Waris調べ

●リスキリングを行っている理由トップは「仕事の領域を広げたいから」、行っていない理由トップは「時間が足りないから」
 「リスキリングを行っている理由」について、複数選択でたずねました。以下が上位の回答項目となりました。 ・「仕事の領域を広げたいから」:68%
・「必要とされるスキルの変化に対応していきたいから」:54%
・「より高度な仕事をしたいから」:54%  就業形態による大きな差異は見られませんでした。
図4:「リスキリングを行っている理由(複数回答)」/W...

図4:「リスキリングを行っている理由(複数回答)」/Waris調べ

 さらに、対象者に「リスキリングを行っていない理由」についてもたずねました。以下のような回答が上位になりました。 ・「時間が足りないから」:51%(半数以上)
・「何を勉強したら良いのか分からないから」:45%
・「どのように勉強したらいいのか分からないから」:35%
図5:「リスキリングを行っていない理由(複数回答)」/...

図5:「リスキリングを行っていない理由(複数回答)」/Waris調べ

 また、リスキリングについて感じていることなどをたずねた結果では、以下のような声や意見が報告されました。
「リスキリングについて感じていることやご意見」
【正社員/20代】 自分の収入を上げたり、スキルを向上させるため自分で講座を見つけ勉強しているが、リスキリングを実際に自分の仕事に反映させるのが難しく費用対効果が見えない。地方に住んでいるので都市部のオフライン講座には参加できず情報量も少ないため格差を感じている。また、自社で管理職以上には会社がeラーニングを提供しているが一般社員には提供されず不公平感を感じている。
【非正規/50代】 以前の職でも現職でも、女性のスキルアップが考慮されず、会社を通じての勉強の機会はほぼなかった。個人で勉強をしてみたが、実績を伴わないため、履歴書に書ける経験値にはならなかった。学ぶ意欲はあるが、年齢も上がってしまったため、個人で学んでも就業のチャンスには結びつきにくいと感じる。
【フリーランス/50代】 リスキリングしても、初心者同然ではそのスキルで仕事を得られる可能性は低く、リスキリングとトレーニング的な仕事をセットで提供されるようなものがあると良いと思う。
【離職中/30代】 離職中なため、どんなスキルが必要かを図るすべがない。スキルアップのための有料講座の値段が高くなかなか受講が難しい。情報が多すぎて選択が難しい。
 さらに調査結果の分析として、「就業形態別の傾向」では以下のような結果が報告されています。 ・正社員では、リスキリングへの認知率は高く、かけている時間は短かった
・非正規社員では、認知率は低く、かけている費用は少なく、効果への実感は低かった
・離職者では、認知率は低く、かけている時間は長く、効果への実感は低かった
・フリーランスでは、実施率は高く、かけている時間は長かった
・経営者・役員では、認知率は高く、かけている費用も高かった  今回のWarisの調査は、「女性のリスキリング」についての現状や課題を見据え、より多くの対象者にリスキリングを通じたキャリアシフトの機会を提供することを目的としたものです。同社では、「リスキリングに関する課題感」を、就業形態別にまとめています。
リスキリングに関する課題感
【全就業形態】 自身のキャリアにとっての適切な学びをどう選択するか
学んだことを仕事獲得にどう活かすか
学ぶための時間の確保(本業やライフとの両立)
【特に離職者やフリーランス】 学ぶためのお金の確保 ※教育訓練給付の支給対象は、雇用保険の被保険者期間が通算1年以上
単独で学ぶ孤独感をどう解消するか
 同社では、人生100年時代に一人ひとりが自律的なキャリアを歩むことを実現できるよう、ソリューション事業を通じて、すべての人の「自分らしい人生」を応援していきます。 関連リンク
株式会社Waris
「女性のリスキリング白書2022 ~就業形態別のリスキリングに関する調査レポート~」 あわせて読みたい編集部オススメ記事

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