UiPathは2023年5月26日、「ビジネスオートメーションに関する調査結果を発表しました。日本を含む8か国の労働者を対象に、活用状況や今後の展開などを聞いています。
職場でビジネスオートメーションをすでに利用しているかを聞いた結果が図1です。利用率を国別にまとめています。
調査を実施したUiPathは、人材不足や少子高齢化社会における作業の効率化を図り、個人の仕事満足度を上げるため、オートメーションツールの活用が求められると指摘します。
日本の労働者を対象に、業務遂行を効率化するためのリソースや支援があるかどうかを聞いた結果が図2です。具体的なリソースが必要かも合わせて聞いています。
具体的にどのようなリソースがあれば業務を改善、もしくは向上できるかを聞くと、「技術的なツール・ソフトウェア」が66%でもっとも多くなっています。
なお、業務のどのような点を変えたいかを聞いたところ、日本でもっとも多かった答えが「職場環境のさらなる柔軟性の向上」(31%)でした。「手作業の時間短縮」(26%)、「日常業務の管理にかかる時間の短縮」(25%)が続きます。6位に「重要な業務に集中する時間を増やす」(20%)という回答もあり、業務効率の改善に期待する声が高まっていることが窺えます。
日本の労働者を対象に、自動化したい業務を聞いた結果が図3です。