日本オムニチャネル協会セミナー

    2022.01.06

    失敗を恐れない風土が店舗DXを成功へ/日本オムニチャネル協会 経営者向け勉強会

    日本オムニチャネル協会は2021年7月2日、定例の経営者向け勉強会を開催しました。カスミの代表取締役社長 山本慎一郎氏が登壇し、自社のDX戦略などを紹介しました。

    デジタル前提の消費者ニーズを取り込む店舗づくりを

     経営者向け勉強会ではまず、カスミの代表取締役社長 山本慎一郎氏が登壇。「カスミのDXによる経営改革」と題し、自社の課題や取り組みを紹介しました。「カスミ」や「マルエツ」「マックスバリュ関東」といったスーパーマーケットを、関東に519店舗(2021年3月19日時点)展開する同社のデジタル事業を中心に、具体的な施策を取り上げました。

     山本氏は冒頭、リアル店舗の課題を指摘しました。「消費者のデジタル化が進んでいるにもかかわらず、リアル店舗は対応できずにいる。デジタルを前提とした消費者の購買行動にリアル店舗は追いついていないのが現状だ。消費者は現在のリアル店舗を不便としか思っていない」と、業界としてデジタル化が進んでいない現状を危惧します。
    写真 カスミ 代表取締役社長 山本慎一郎氏

    写真 カスミ 代表取締役社長 山本慎一郎氏

     そこで同社は2020年から2022年の第2次中期経営計画として、成長に向けた変革とスピード勝負を全面に打ち出しています。具体的には組織のフラット化と機能統合によるスピードアップ、省人化、ローコスト化に加え、投資配分の変革、ROIの精緻化、デジタルといった施策に取り組みます。「既存のビジネスモデルに大きな伸長はない。新たな収益モデルをどう導出するかに主眼を置いている。こうした変革をスピード感を持って取り組まなければ企業体力は減退しかねない。新業態への転換スピードを速めることを計画に盛り込んだ」(山本氏)といいます。
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