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DXセミナー

2022.01.28

D2Cビジネスの根幹は双方向コミュニケーションに基づく商品づくり/日本オムニチャネル協会×DXマガジン共催セミナー

日本オムニチャネル協会は2021年12月20日、DXマガジンと共催セミナーを開催しました。第3弾となる今回のテーマは「メーカー必見!D2Cとメーカー直販の違いについて」。D2Cの取り組みが注目される一方で、「メーカー直販と何が違うのか」と疑問を抱く人も少なくありません。そこでセミナーでは、D2Cの基本からD2Cビジネスの可能性、具体的な事例などを紹介しました。

双方向コミュニケーションがD2Cの肝

 セミナー前半は、「D2Cとメーカー直販の違いについて」と題した講演を実施。日本オムニチャネル協会の売場分科会リーダーで、ストリートメディアのシニアコンサルタント、店舗のICT活用研究所代表である郡司昇氏が登壇し、D2Cビジネスの生まれた経緯や現状を紹介しました。

 そもそも「D2C」とは何か。D2Cは「Direct to Consumer」の略で、生産者が顧客と直接取引を行うビジネスを指します。これに対し「メーカー直販」は、企業が通常の流通機構を通さず、客に直接販売することを指します。似たような意味を持つ言葉ですが、郡司氏は「メーカー直販は、品物を売る『販売』であるのに対し、D2Cは、品物などを交換する『取引』である点が異なる。作り手である生産者と顧客との接点を内包するのがD2Cである。D2Cはメーカー直販に含まれる考え方だが、顧客との接点の有無によって差異化される」と説明します。

 これらを理解するための前提条件として、郡司氏は「流通の仕組みを理解することが欠かせない」と指摘します。さらに、「基本的なことだが、流通とは生産と消費を結ぶもの。これらの間に入り、双方の『隔たり』を埋める役割を担うのが小売である」などと流通の仕組みを説明。近年はITやロジスティクスの技術発展に伴い、小売を介さずとも隔たりを埋められるようになっていると続けます。
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