人材育成

    2022.02.16

    DX成功のカギを握るDX人材とは? 定義や職種、スキル、求められるマインドセットまで詳しく解説

    DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性に迫られる中、多くの企業が「DX人材」の確保・育成に乗り出しています。しかし、そもそもDX人材とはどんな素養やスキルを持つ人を指すのか。DXを進める上で具体的にどんな役割を担うのか。さらにはどんな職種があるのか。ここでは「DX人材」の人物像を改めて整理、解説します。

    DX人材と呼ばれる主な職種

     DXを推進するのに必要な人材とは、具体的にどんな職種の人材を言うのか。IPAが2019年に発表した「デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査」では、DX人材として6つの職種を定義しています。職種と主な役割は次の通りです。

    プロデューサー

    DXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材(CDO含む)

    ビジネスデザイナー

    DXやデジタルビジネスの企画・立案・推進等を担う人材

    アーキテクト

    DXやデジタルビジネスに関するシステムを設計できる人材

    データサイエンティスト/AIエンジニア

    DXに関するデジタル技術(AI・IoT等)やデータ解析に精通した人材

    UXデザイナー

    DXやデジタルビジネスに関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材

    エンジニア/プログラマ

    上記以外にデジタルシステムの実装やインフラ構築等を担う人材

     なおIPAは2021年12月に発行した「DX白書2021」では、デジタル事業に対応する人材として7つの職種を定義しています。職種と役割は次の通りです。

    ・プロダクトマネージャー
    デジタル事業の実現を主導するリーダー格の人材

    ・ビジネスデザイナー
    デジタル事業(マーケティング含む)の企画・立案・推進等を担う人材

    ・テックリード(エンジニアリングマネージャー、アーキテクト)
    デジタル事業に関するシステムの設計から実装ができる人材

    ・データサイエンティスト
    事業・業務に精通したデータ解析・分析ができる人材

    ・先端技術エンジニア
    機械学習、ブロックチェーンなどの先進的なデジタル技術を担う人材

    ・UI/UXデザイナー
    デジタル事業に関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材

    ・エンジニア/プログラマー
    デジタル事業に関するシステムの実装やインフラ構築、保守・運用、セキュリティ等を担う人材

     類似する職種、役割を含むため、「この職種がDX人材」と決めるのは難しいでしょう。とはいえDX人材の職種は、主導する人、デジタルやデジタルビジネス、データなどに精通する人、システムを実装する人などに大別されます。

     もっとも、これら職種に該当する人材がいなければDXを推進できない、というわけではありません。もちろん、これら職種以外の人材もDX推進には必要でしょう。しかし、DXにかかわる多くのプロジェクトは、システム開発やデータ分析、先端技術などの可能性を模索しなければなりません。それらに精通する職種の人材を揃えられるかどうかが、DXの成否を大きく左右するといっても過言ではありません。
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