人材育成

    2022.01.06

    DXマガジン総編集長が2022年を読む~2022年は「データ経営」に期待、仕事を“振らず”自分で“こなせる”人材育成も重要に~

    DX(デジタルトランスフォーメーション)が一気に加速した2021年。2022年も多くの企業がDXを推進し、日本のデジタル化はさらに前進するでしょう。では、企業が2022年も引き続きDXを加速させるためには何が必要か。ここでは「データ活用」と「人材育成」にフォーカスし、企業がDXを成功へ導くためのポイントを考察します。

    “仮説・実施・検証”にデータを活用せよ

     2021年は新型コロナウイルス感染症の影響などにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性を強く意識させられた1年でした。とりわけ多くの企業が「データ」と向き合い、書類のデジタル化やデータ収集環境の整備を進めました。

     しかし、DXの本質はトランスフォーメーション、つまり「変革」です。デジタルは手段に過ぎません。

     DXに取り組み出した企業の経営者に話を聞くと、「データを活用するための分析プラットフォームを構築した」「BIツールを導入してデータを可視化した」などの声をよく聞きます。ただし、これらの取り組みは必ずしもDXではありません。DXで大事なのは、その後です。データを活用するための環境を整備し、会社をどう変革させるのか。変革するための道を模索し、実践することに目を向けるべきです。データを収集・分析・可視化するだけでは、会社の変革は成し得ません。

     「データさえ見続ければ未来が分かる」という声も少なくありません。しかし、データは過去の結果を示しているに過ぎず、データで未来が見えるわけではありません。データを使う目的も分からず可視化するケースは多く、「資料づくりにデータを活用している」なんて声も今なお聞きます。

     では、DXを進めるにはデータとどう向き合うべきか。大事なのは「仮説・実施・検証」です。自分で考えた仮説が正しいのか、間違えているのかを検証する手段としてデータを活用すべきです。そもそも自社で仮説すら立てられない企業が多い。仮説を立てずにデータだけ眺めている企業も多い。これではデータを活用したとは言えません。
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