ワークフローとは、業務の一連の流れ、各工程を示した図や表を指します。図表でなくても、流れを整理した手順書なども当てはまります。 例えば経費精算や社内稟議などで伴う申請や承認、決裁といった流れを示すのにワークフローが使われます。経費精算する社員は申請書類を作成後、上長に書類を送って申請します。上長は申請内容に不備がないかを確認し、問題なければ経理担当者に申請書類を送付します。もしくは不備があれば申請を却下します。申請書類を受け取った経理担当者が決裁し、申請した経費が指定日に支払われます。ワークフローはこうした流れを可視化します。中には条件に応じて申請ルートがいくつも分岐するケースもあります。 ワークフローを支援するツール(ワークフローシステム)を使えば、流れを図で可視化するほか、事前設定した申請ルートに沿って申請書類をインターネット経由でやり取りできるようにします。申請から決裁までのデジタル化を支援します。