EAIとは、Enterprise Application Integrationの略で、複数システムのデータを連携するためのソフトウエアを指します。 企業が利用するシステムには、ERPやSCMなどの基幹系システムのほか、最近は勤怠管理やファイル管理、スケジュール管理などの業務支援ツールを、クラウドを使って導入する動きも目立ちます。EAIは、こうした各種システムが収集するデータを連携し、社内のデータを活用しやすくするのに用います。そのためEAIツールはデータを取り出すためのインターフェイス機能を備えるほか、データの形式を変換する機能、データをどんな手順で連携させるのかを描くワークフロー機能などを備えるのが一般的です。 なお、データを連携するツールには「ETL」があります。ETLもデータを取り出したり加工したりする機能を備えますが、ETLがDWHなどのデータベースに各種データを集約することに主眼を置くのに対し、EAIはシステムのデータと別システムのデータを連携することに主眼を置きます。大量のデータを処理するETLに対し、EAIは少量のデータをリアルタイムに連携できます。
EAIとは、Enterprise Application Integrationの略で、複数システムのデータを連携するためのソフトウエアを指します。
企業が利用するシステムには、ERPやSCMなどの基幹系システムのほか、最近は勤怠管理やファイル管理、スケジュール管理などの業務支援ツールを、クラウドを使って導入する動きも目立ちます。EAIは、こうした各種システムが収集するデータを連携し、社内のデータを活用しやすくするのに用います。そのためEAIツールはデータを取り出すためのインターフェイス機能を備えるほか、データの形式を変換する機能、データをどんな手順で連携させるのかを描くワークフロー機能などを備えるのが一般的です。
なお、データを連携するツールには「ETL」があります。ETLもデータを取り出したり加工したりする機能を備えますが、ETLがDWHなどのデータベースに各種データを集約することに主眼を置くのに対し、EAIはシステムのデータと別システムのデータを連携することに主眼を置きます。大量のデータを処理するETLに対し、EAIは少量のデータをリアルタイムに連携できます。