株式会社スナックミーは、2023年3月3日、ホワイトデーのギフトに関する調査結果を公表しました。残念なお菓子ギフトをもらったことがある人は39%にのぼり、よかれと思って贈ったプレゼントが必ずしも喜ばれていない現実が浮き彫りになりました。
毎年3月14日はホワイトデーです。その発祥は諸説ありますが、一説によると、バレンタインデーのお返しをする風潮の高まりを受け、1980年に日本の全国飴菓子工業協同組合が命名したと言われます。
それから約40年後の現在。おやつに注目した食品の開発・製造・販売を行う株式会社スナックミーの調査によると、もらう人にとってもあげる人にとっても、悩ましいホワイトデーの実態が明らかになりました。
まずはもらう人への調査。ホワイトデーのプレゼントをもらった際に、残念な思いをした経験がある人は39%。
残念だった理由としては、「味が好みではなかった」という回答が最多の45.5%となり、続いて、量が少なすぎたことや、特別感がなかったことが続きました。
一方、ホワイトデーのギフトを贈る方はというと、何をあげればよいか「途方に暮れた」人が3割にのぼりました。
途方に暮れた理由の第一位は、「相手の好みがわからない」が約70%。
たしかに、相手の好みがわからない中でホワイトデーのプレゼントを考えると途方に暮れてしまうというものですし、なんとかプレゼントを選んで渡しても、「これじゃない」感が出て残念な結果になるというのは納得の流れです。
では、何を贈れば喜んでもらえるのでしょう。安心してください。調査ではそこもしっかりカバーしてくれています。
どんなホワイトデーのギフトをもらったら嬉しい(嬉しかった)ですか、という質問に対し、多かったのは「自分の好みの味のもの」と「普段自分では購入しないもの」で、ほぼ同じ割合でした。
バレンタインデーといえば、ドキドキ・ワクワクな一大イベントと見る向きもありますが、そのお礼のホワイトデーは、残念だったり途方にくれたりと、必ずしも歓迎されていないとも取れる今回の結果。少なくとも、ホワイトデーのお菓子を選ぶときは、相手の好みをさりげなくつかんでおくのがよさそうです。