人工知能の開発やサービス提供を手掛けるAI insideは2022年6月29日、実践型AI人材育成プログラム「AI Growth Program」の提供を開始すると発表しました。ビジネス創出ができる次世代のAI人材育成を支援します。
社会のデジタル化が加速し、企業には新たな価値創出としての事業開発や既存事業の高付加価値化が求められています。そして、ビジネス変革の手段として「内製化」に注目が集まっています。
一方で、ビジネス変革を実現するには、それを実行するAI/IT人材の存在が必要不可欠です。多くの企業・団体でAI人材の獲得が課題となっています。
そうした中、デジタル時代のスキル再開発として、「リスキリング(学び直し)」による既存人員の高度人材化を目指す企業も増えています。企業はそれを、新たな人事戦略と位置付け推進しています。
AI insideは今回、それらの社会的背景を踏まえ、実践型AI人材育成プログラム「AI Growth Program」の提供開始に至りました。同プログラムにより、ビジネス創出ができる次世代の「AI人材育成」を支援します。
AI Growth Programは、AI insideがこれまでのサービス提供を通じて培ってきた技術やノウハウをもとにしたプログラムです。同プログラムでは、AIビジネス経験のある講師からAI活用やAI事業立ち上げを学ぶことができます。
企業・団体を問わず各部門における業務担当者や、DX推進者・経営企画担当者など全社員を対象にしており、ビジネス領域でAIを活用できる人材の育成を目的としています。
同プログラムの特徴は以下の通りです。
・Lv.1〜Lv.5までの5段階に分かれる
・講義や実践的なワークショップなどを通じて学べる
・各Lv.で、現場での課題発掘・整理、具体的なAI活用策の策定、開発・運用ができるレベルのスキル習得を目指す
・Lv.4以上の実証実験とAI内製化プロジェクトでは、ノーコードで誰でもAI開発・運用ができる「Learning Center Vision」と「Learning Center Forecast」を用いて、AI事業の立ち上げを伴走支援
・講義や実践的なワークショップなどを通じて学べる
・各Lv.で、現場での課題発掘・整理、具体的なAI活用策の策定、開発・運用ができるレベルのスキル習得を目指す
・Lv.4以上の実証実験とAI内製化プロジェクトでは、ノーコードで誰でもAI開発・運用ができる「Learning Center Vision」と「Learning Center Forecast」を用いて、AI事業の立ち上げを伴走支援
「Learning Center Vision」と「Learning Center Forecast」について | |
AI insideが提供する、プログラムコードの記述が不要なノーコードAI開発・運用プラットフォームです。直感的な操作が可能で、日本語のUIも備え、簡単な入力とクリックだけで、高精度なAIモデルが自動生成されます。AIベンダーや開発者に依頼することなく、自社・自部門によるAI導入と運用を低コスト・短期間で実現可能です。 |
AI Growth Programの各レベルでの概要は、以下の通りです。
Lv. | 概要 | 特徴 |
1 | DX・AIリテラシー研修 | AI活用を推進するマネジメント層・担当者が理解しておくべき必須リテラシーを習得 |
2 | ビジネス課題とAIをつなげる課題設定ワークショップ | 自社の業務課題とAI技術を関連付けるワークショップで、ビジネス価値を生み出す課題設定力を育成 |
3 | AI解決策提案ワークショップ | フレームワークをもとに、解決策へのアプローチ理解を深めると共に、講師からの各フィードバックによってビジネス現場での具体的なAI活用の知見・ノウハウを吸収し、AI課題解決力を培う |
4 | 「実証実験(PoC)」推進ワークショップと伴走支援 | PoC推進方法とプロセスを身につけ、PoC成功確率を向上させるための施策立案力を培う。専任のコンサルタントが一定期間、プロジェクトを進める伴走型支援を実施 |
5 | 「AI内製化プロジェクト」推進ワークショップと伴走支援 | 投資対効果のあるAI内製化を進める構想策定、ロードマップの策定、実行計画と事業計画を立案。専任のコンサルタントが一定期間、プロジェクトを進める伴走型支援を実施 |
via inside.ai
AI Growth Programでは、社内人材をAI人材に転換するリスキリングにより「AI活用の内製力」を培うことが可能です。それにより、人材基盤を抜本的に強化することができます。そして、社内のデータ・ナレッジを活かしたAIビジネスの創出や、既存ビジネスの価値向上、ビジネス変革を生み出すAI内製化の実現を支援します。
●「AI Growth Program」ユースケース例 | |
大手総合商社では、デジタルソリューションの総合商社を目指しています。社内では、リスキリングにより本社勤務の全社員約5,000人のデジタル人材化・AIスキルの取得に取り組んでいます。
同プログラムでは社員を対象に、プログラミング経験の有無を問わず、AIを用いた経営・業務課題の解決に取り組めるよう、市況予測や故障検知などのAIモデル開発・運用を学ぶ研修を実施しました。
デジタル人材化による組織力向上を図り、自社が保有するデータを活用することにより、新たな価値創出に取り組んでいます。
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AI insideは、同プログラムを通じたAI人材の輩出により、企業・団体のビジネス変革を支援します。さらに、AI人材により生み出されたAI・インテリジェンスの社会浸透を通じて、人類が抱える各種課題の解決に貢献し、持続可能な未来社会の実現を目指していきます。
関連リンク
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