ラピュタロボティクスは2022年6月28日、ロボットを活用した物流のでも施設を発表しました。東京都江東区木場の新オフィスに併設し、約400平方メートルの規模を誇ります。運送業や倉庫業者向けに、ロボットを活用した省力化・ 省人化の取り組みを視察できます。
ラピュタロボティクスが開設したデモ施設は、運送業や倉庫業などを展開する事業者向け。約20から25台のロボットを常備し、これまで人手に頼っていたピッキング作業をサポートします。労働力不足が加速する中、自動化により倉庫業務などを省力化・省人化できるようにします。
使用するロボットは同社の「ラピュタPA-AMR」。AIで制御し、複数台のロボットが最適なルートで荷物を搬送します。
なお同社は、「ラピュタPA-AMR」をAIで制御するプラットフォーム「rapyuta.io」も開発します。ロボットとプラットフォームを組み合わせた自動化ソリューションの導入や運用を支援することで、運送業や倉庫業の自動化をサポートします。
同社では、国籍を問わず専門分野のプロフェッショナルが約120人勤務します。高い開発技術力を誇るエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チームにより、顧客に最適なソリューションを提案できるようにしています。
あわせて読みたい編集部オススメ記事
倉庫内の動きをAIで解析して業務効率化、三菱地所が倉庫運営ソリューション導入 –
三菱地所は2021年10月28日、AIによる解析技術を使った倉庫運営ソリューションを本格導入したことを発表しました。2020年11月に竣工した神奈川県海老名市にある「ロジクロス海老名」で利用を開始します。物流業務の効率化や省人化を進め、物流施設を利用するテナントのニーズに応えられるようにします。
「倉庫管理システム」をアルファベット3文字で何と言う?【DXクイズ】 –
DX(デジタルトランスフォーメーション)について勉強しようと思ったけど、覚えることが多くてつい三日坊主に――。そんな人は、クイズに答えて理解を深めてみてはいかがでしょうか。初級者から上級者向けまで、DXにまつわるさまざまなクイズを出題します。今回のクイズは……。気分転換に皆さんも”レッツDX”!