東京都は2022年4月26日、東京都の状況を再現した「東京都デジタルツイン3Dビューア」に新たなデータを追加したことを発表しました。液状化の予測図や建築現場の3D点群データのほか、大手町・丸の内・有楽町の地下空間のデジタルマップデータを追加しました。
「東京都デジタルツイン3Dビューア」は、東京都の状況をサーバー空間上に再現したデジタルツイン。センサーなどから取得したデータをもとに、建物や道路などのインフラ、経済活動、人の流れなどのさまざまな現実空間の要素を再現しています。
今回、「東京都デジタルツイン3Dビューア」に新たなデータを追加しました。1つが液状化予測図関連データ。東京都土木技術支援・人材育成センターで公開する「東京の液状化予測図(令和3年度改訂版)」に使用したPL(液状化可能性指数)分布図、地下水位分布図、液状化履歴図、埋立工事履歴図に関するデータをビューワで確認できるようにしました。
2つめはICT活用工事3D点群データ。建設局が建設現場の生産性向上を目的に実施するICT活用工事の3D点群データを追加しました。建設状況を可視化する目的で使われる3D点群データをビューワを使って確認することができます。
3つめは、大丸有地区 地下空間 3Dデジタルマップデータ。令和2年度および令和3年度に作成した大丸有地区(大手町・丸の内・有楽町)の地下空間、地下通路を3Dで確認できます。
なお、「東京都デジタルツイン3Dビューア」は無料でブラウザを使って視聴できます。デジタルツイン実現プロジェクトのURLは次の通りです。
●デジタルツイン実現プロジェクト
https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/
https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/