GMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下、GMO AIR)と株式会社PeopleXは協業し、GMO AIRが展開するロボット人材派遣型サービスに、PeopleXが開発するAI対話モデル「Conversation AI」を実装したヒューマノイドロボット「Unitree G1」(以下:G1)の派遣を2025年9月より開始します。今回の取り組みは、G1に対話型AIを搭載してインタラクティブなコミュニケーションを実現する国内初の試みとされています(GMO AIR調べ)。PeopleXのConversation AIは文脈理解や話者の声のトーン、表情・身振り手振りの認識などを備え、まるで人と会話しているかのような自然な対話が可能になる点が特徴です。

背景には、日本で進行する少子高齢化と深刻な人手不足があり、特にサービス業やイベント運営の現場で人材確保が課題となっています。両社はこの社会課題に対して、GMO AIRの「存在感ある動作を備えたヒューマノイドロボット」と、PeopleXの「自然な対話を支えるAI」を融合させることで、実用性と付加価値の高いソリューションを提供することを目指しています。GMO AIRは2024年6月に設立されたAI・ロボット事業の総合商社で、グループの商材やインフラを活用した包括的なソリューション提供を行っており、2025年4月にはヒューマノイドロボット派遣サービスを開始していました。
協業の具体的な内容としては、PeopleXが提供する「PeopleX Conversation API」をGMO AIRがG1に連携・実装し、来場者や顧客との案内、説明、質疑応答を担う対話インターフェースとして機能させます。これにより、企業イベントや展示会、商業施設や接客シーンなどで、来場者はG1を通じてスムーズで自然な会話体験を得られるようになります。2025年8月23日に開催された「Japan Blockchain Week summit 2025 AI edition」では、Conversation APIを導入したG1が会場サポートとして登場し、来場者にイベント案内や質問対応を実施。来場者からは「ロボットとの会話が自然で驚いた」「イベント体験の質が高まった」といった好意的な反応が寄せられたと報告されています。
両社は今後、G1とConversation AIの組み合わせを商業イベントやエンターテインメント分野だけでなく、ホテルや小売業などのサービス業にも展開することを見据えています。GMO AIRは「AIとロボットをすべての人へ。」というコーポレートキャッチのもと、AI導入・活用支援やロボット導入支援、レンタル・リースやAIコンサルティングといったサービスを通じて人口減少などの社会課題の解決を目指しています。PeopleXは対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」やHRプラットフォーム「PeopleWork」などを手掛け、対話型AIの技術提供を通じて採用や人材育成、組織開発分野での課題解決に取り組んでいます。
詳しくは「GMO AI&ロボティクス商事株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松






















