大阪・関西万博で、ペルー貿易観光促進庁(PROMPERÚ)がVR体験と伝統舞踊を組み合わせた特別プロモーションを展開しました。来場者2,928名の反応や旅行業界向けのカクテルイベントを通じて、「持続可能な観光」とデジタル施策の接点が鮮明になりました。
万博で見せた“デジタル×文化”の訴求力

9月21日から27日までの7日間、フェスティバルステーションに設けられたペルーの観光ブースには延べ2,928名が訪れ、クイズやVR体験を楽しみました。来場者からは「ペルーの観光地について多くを学べ、楽しい時間だった」との声が多く寄せられ、短時間での「体験」を通じた興味喚起に成功したことが示されました。ブースは単なる情報配信に留まらず、没入型のVRで遠地の風景や文化を直感的に伝えることで、旅行先への想像を具体化する役割を果たしました。
一方、9月27日にペルーパビリオンで開催された旅行業界向けカクテルパーティーは、業界関係者との関係構築と商品開発の種まきを目的とした場でした。参加者はパビリオンツアーやペルー料理、伝統舞踊「マリネラ」の披露を通じて現地の魅力を再確認し、大手旅行会社の担当者からは「料理に焦点を当てたツアーを企画する予定」といった具体的な反応も出ています。こうしたB2B向けの場、体験価値をいかにツアー商品に落とし込むかを議論する重要な機会になりました。
さらに、プロモーションの背景にあるのはUNWTOの「世界観光デー」テーマである「ツーリズムと持続可能な変革」です。PROMPERÚの商務参事官フェルナンド・アルバレダ氏は、持続可能な観光が「生物多様性と文化を守り、地域社会を支える」ことだと述べ、マチュピチュのカーボンニュートラル認定やUNWTO認定の観光村など具体例を挙げてその方針を強調しました。万博の発信を通じ、デジタル体験で関心を高め、持続性を軸にしたリアルな旅行需要へとつなげる狙いが明確です。
詳しくは「PROMPERÚ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















