NECは毎日放送(MBS)と共同で、日本語原稿から翻訳・音声合成・アバター動画生成までを一気通貫で行うWebアプリを実証しました。従来1時間以上かかっていた工程を、1人がPCで約10分に短縮した点が注目です。
実証の中身:原稿→翻訳→アバター生成を直結
NECはDEEPBRAIN AI社のAIアバターを活用し、MBSと共同でプロトタイプのWebアプリを開発、2025年8月から実証を行いました。本アプリは日本語原稿を入力すると、AI校正でアナウンス向け原稿に整え、素材がなければ画像でスライドショー形式の映像を作成します。見出し案やハッシュタグ、要約文などのメタデータも生成し、英語・中国語・韓国語・フランス語へAI翻訳を行ったうえで、各言語ごとにAIアナウンサーによる音声合成とアバター動画を自動生成します。最後に配信・SNS向けのメタデータ付与までワンストップで完了する設計です。
実証結果は明快です。MBSが「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」を題材にしたニュースで検証したところ、従来はアナウンサー手配や収録、翻訳、編集といった分業で1時間以上必要だった工程を、1人が約10分で完了できることを確認しました。これにより制作現場の人的負荷と時間コストが大幅に下がり、多言語での迅速な情報発信が現実的になります。NECは実証を踏まえ、さらなる機能拡充と実用化を進める計画で、InterBEEでの紹介も予定しています。
詳しくは「日本電気株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















