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気象・混雑に強いダイヤへ、運航ダイヤ最適化PoC始動

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NABLA Mobilityとスターフライヤーが運航ダイヤ統制の最適化に向け、PoC(概念実証)の意向表明書を締結しました。遅延予測を早期に提供し、定時性向上と欠航最小化を目指す取り組みです。

PoCの目的と期待される効果

近年の気候変動による気象の不安定化や航空需要の増加は、運航ダイヤ管理の意思決定を複雑化させています。熟練の担当者であっても、遅延やイレギュラー対応の判断は難易度が上がっており、新たな支援手段が求められています。そうした背景のもとで、NABLA MobilityとスターフライヤーはPoC実施で合意しました。両社は共創により、現場の意思決定を支えるDXソリューションの社会実装を加速させる方針です。今回の意向表明は、単なる技術検証を超え、運航品質や顧客体験の改善を目指す具体的な一歩と位置づけられます。

本PoCの核は、運航開始前からの定量的な遅延予測の提供です。どの便でどの程度の遅延が予測されるかを運航ダイヤ管理担当者に提示し、機材繰りや乗員繰りなどの対応策を早期に準備・実行できる体制を検証します。期待される効果は明確で、定時性の向上、欠航便の最小化、そしてそれらによる顧客価値の向上が挙げられます。NABLA Mobilityは独自アルゴリズムを基盤としたプロダクト「Weave」を開発中で、シリーズAラウンドでは約4億円を調達しています。スターフライヤーは北九州を拠点にエアバスA320で国内6路線を運航しており、本PoCで初のトライアルパートナーとして参画します。

両社のコメントからも、本取り組みが業界のDX推進につながる期待が読み取れます。スターフライヤーは運航品質強化を通じて顧客価値を高める意向を示し、NABLA Mobilityは効率化を通じた脱炭素への貢献も視野に入れています。今回のPoCは、現場の複雑な判断をデータとアルゴリズムで支援する実証として、航空業界全体に示唆を与える可能性があります。今後の検証結果と実装フェーズに注目する価値があるでしょう。

詳しくはNABLA Mobilityの公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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