ベネッセが自社のUdemy Business学習ログと人事データを突合し、従業員の「キャリア自律」との関連を分析しました。受講完了数よりも、幅広い分野を定期的に学ぶ行動が自律促進に繋がるという示唆が得られています。人的資本経営の実践に有益なエビデンスです。
習行動とキャリア自律の関係

ベネッセは、少子高齢化や働き方の多様化を踏まえ、人的資本経営の観点から従業員のキャリア自律に注目しました。企業向けの自社調査では、企業の約8割がキャリア自律を重要視する一方で、実際に施策を行っているのは半数以下というギャップが明らかになっています。こうした状況を受け、ベネッセは自社従業員を対象に、Udemy Businessの利用データと人事関連データを用いた実証分析を実施しました。調査の一部は、2025年3月28日〜4月10日に実施した有効回答243件の「キャリア自律に関する実態調査」を踏まえています。企業側が人材育成の効果を定量的に把握する難しさを背景に、データに基づく検証が試みられました。
分析の結果、いくつかの重要な示唆が得られました。まず、Udemy Businessを全従業員に提供する人事施策自体が、キャリア自律の促進に寄与していることが確認されました。次に、学習行動の中では「幅広い分野の講座を定期的に学ぶ」ことが、単に受講完了数を多くするよりも自律向上に紐づいている点が特徴的でした。さらに、社内公募の応募の有無に関係なく同様の傾向が見られ、キャリア面談の利用回数も自律促進と関連していました。執行役員の飯田智紀氏は、本分析が提供するデータは人的資本経営にとって有意義なエビデンスになると述べています。
詳しくは「株式会社ベネッセコーポレーション」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權






















